1月3日から23日までの3週間、高校・英語コミュニケーションコースの2年生がオーストラリア・ゴールドコーストにおいて語学研修に行ってきました。
現地ではホームステイをしながら毎日、語学学校に通い、集中授業を受けました。また、週末等に観光や様々なアクティビティも経験しました。
オーストラリア最東端の岬である、「Byron Bay(バイロン・ベイ)」を訪れ、美しい港の景色を楽しみました。
授業風景です。生徒の興味を引く様々な工夫がされた内容でした。
午後からのアクティビティーも盛りだくさんです。この日はSurfers Paradiseのビーチを訪れました。
この日の午後からのアクティビティーでは、カランビン野生保護区を訪れました。コアラやカンガルーを見学したり、アボリジニーのダンスショウを見たりしました。
別の日の午後には、ダンスレッスンも経験しました。学校からバスで15分ほど移動し到着した広いスタジオで、プロの先生からモダンダンスのレッスンを受けました。
初めて習うタンゴやジルバなどのステップは、そう簡単なものではありませんでしたが、若い彼女たちはすぐに覚えて、先生にもほめていただき、楽しそうに踊っていました。
ショッピングも楽しみました。
土曜日は一日観光の日です。世界遺産にも指定されている「スプリングブルック国立公園」へ行きました。
学校からバスで1時間もしないうちに、辺りはすっかり森の中です。今日の朝は少し曇りがちだったので、暑いときはあまり出てこないワラビーにも出会うことができました。
亜熱帯雨林の森を約2キロメートルほど歩くハイキングコースを、めずらしい植物の説明を聞いたり、とかげと遭遇したりしながらがんばって歩いて行きました。その先にたどりついたツインフォール(双子の滝)では滝の裏側を歩くこともでき、マイナスイオンをたっぷり浴びて、気持ちの良い時間を過ごすことができました。
お昼ごはんは森の中のレストランで。たくさん歩いた後でお腹がすいていた生徒たちは、ミートパイやアボカドのサンドウィッチをすっかりとたいらげていました。
午後からのアクティビティーで、学校の近くにある市民プールへ行きました。
今日も外はよい天気で、生徒たちも元気いっぱいです。みんな気持ちよさそうに泳いでいました。
この日の午後はバスに30分ほど乗って、「パラダイスカントリー」という牧場へ出かけました。
ヒツジの毛刈りやカウボーイのショウを見たり、「ビリーティー」という、開拓時代の伝統的な紅茶をいただいたりしました。
最終日、お世話になったホストファミリーを招待してフェアウェルパーティーをしました。「まんじゅうこわい」という落語を英語劇にしたものと、英語の歌を発表します。時間が近づくと、学校の先生方やホストファミリーだけでなく、面白いパフォーマンスがあると聞いた学校の他の生徒たちまでもが続々と集まってきました。想像以上の人数に生徒たちも緊張を隠せない様子でしたが、いったんパフォーマンスが始まると、それぞれ堂々と自分の役割をつとめ、3週間お世話になった感謝を伝えることができました。ちゃんと笑ってもらえるか心配していた英語劇も皆さん喜んでくださって、大成功でした。
この3週間、おかげさまで病気などもなく、みんな最後まで元気に過ごすことができました。もちろん楽しいことばかりではなく、つらいことも困ったこともありましたが、みんなそれぞれに悩み考え、励ましあいながら乗り越えてきました。本当によく頑張ったと思います。日本でも、貴重な体験を終えて成長した姿を見せてくれることでしょう。