
平成23年度第64回相愛高等学校卒業証書授与式
及び 昭和19年度相愛高等女学校卒業証書授与式 感動的に無事閉式しました。
2月23日(木)9時30分より、本校講堂において行われた上記卒業証書授与式は、感動と涙々の式と
なり、無事感動のうちに終了しました。
当日は朝方小雨の降る生憎のお天気でしたが、高校3年112名と昭和19年度相愛高等女学校卒の
163名(当日出席46名)が、卒業証書を手にし、蛍の光に送られて母校となる相愛高校を巣立って
行きました。
今回の卒業式は、現役高3生と同時に、戦争の混乱で卒業式も行われず、卒業証書も手渡しできな
かった当時の「相愛高等女学校」の卒業生約600名のうち46名に67年の時を超えて卒業証書が
渡された事で、共に相愛学園の同窓生となる感動を分かち合った1日でもありました。
敬礼文・三帰依。
卒業証書授与。クラス担任から名前が呼ばれ、校長より一人一人に渡されました。
昭和20年前期・後期卒業生代表へ、学園長より卒業証書が授与されました。
卒業生代表による献華です。 制服を着て念仏を唱えるのも今日が最後です。
卒業生代表による焼香です。
学業成績優秀な生徒に対して本願寺賞をはじめ大阪府知事賞、日本私学連合会賞、大阪私学
連合会賞、また中学高校6年間、高校3年間皆勤の生徒に対して皆勤賞が与えられました。
学校長による式辞(全文はこちら) 理事長からの祝辞
学園長による祝辞
在校生代表による送辞です。 卒業生代表による答辞です。
卒業生退場です。
毎日jpにも紹介されています。 ご覧ください。
大阪・相愛高:67年ぶり卒業式 80歳、友と迎えた春 空襲で開催断念、46人出席
http://mainichi.jp/kansai/news/20120223ddf041040009000c.html
大阪・相愛高:67年ぶりの卒業式 46人にも証書
http://mainichi.jp/photo/news/20120223k0000e040170000c.html
2月24日(金)
1・2時間目の総合の時間に、茶道選択者は、「懐石料理の食べ方」を学習しました。
懐石料理は本来、茶会で来客をもてなす際に出されるお料理です。食べ方や食べる順序なども事細かく決まっています。最後にお茶漬けをするために、ご飯を一口分残しておく決まりです。
2月20日(月) 高校3年生を含む101名が西本願寺で帰敬式を受式いたしました。
帰敬式(ききょうしき)とは、「おかみそり」とも言い、阿弥陀如来・親鸞聖人の御前で浄土真宗の門徒と
しての自覚をあらたにし、お念仏申す日暮を送ることを誓う、私たちにとって最も大切な儀式です。
この帰敬式を受式され、仏弟子となった方にご門主さまより法名(ほうみょう)が授与されます。
帰敬式を受け仏弟子となった後に名告る名前が法名です。
法名とは今生きている私たちが浄土三部経や、親鸞聖人のお言葉よりいただいたもので、その願いを
しっかりと受け止めて生活していってもらいたいと思います。
帰敬式ののち、大谷本廟に参拝し親鸞聖人の御前で卒業の奉告をさせていただきました。
明日、2月23日は第64回 相愛高等学校卒業証書授与式 並びに
昭和19年度 相愛高等女学校卒業証書授与式 が執り行われます。