本日、全校生徒が集まり、花まつり法要をお勤めいたしました。
花まつりはお釈迦さまの誕生をお祝いする法要で本来ならば4月8日に行われます。
クラスの代表による献華により、講堂内は花の香りでいっぱいになりました。
献花
ご法話は相愛学園の前理事長出口湛龍先生です。
出口湛龍先生
ご法話の中で、相愛の校名の由来、そして、無財(むざい)の七施(ななせ)についてお話がありました。
無財の七施とは
眼施(がんせ)...優しいまなざしの施し
顔施(がんせ)...和やかな笑顔の施し
言辞施(ごんじせ)...優しい言葉をかける
身施(しんせ)...礼儀正しさと真心こもった奉仕
心施(しんせ)...感謝の心で人に接する
床座施(しょうざせ)...席や場所を譲る
房舎施(ぼうしゃせ)...住まいの施し
であり、お金やものがなくてもできる施しです。
これらの布施(ふせ)をさりげなくできる女性になってもらいたいものです。
ご法話の後、クラス代表により、お釈迦さまがお生まれになった時、天は喜び甘露の雨を降らせた
という伝説にならい、誕生仏を浴仏(よくぶつ)盆(ぼん)と呼ぶ水盤に安置し、柄杓(ひしゃく)で甘茶を
注いでお参りしました。
灌仏
お釈迦さまの誕生をお祝いする法要を通して、一人ひとりがいただいたかけがえのない
「いのちの尊さ」を知り、感謝の毎日を過ごしてもらえればと思います。