相愛高等学校 相愛中学校 オフィシャルブログ
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2013年03月23日

~平成24年度 修了式~

3月23日、平成24年度の修了式を講堂にて行いました。

式辞(平成24年度3学期修了式 金児校長挨拶)

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今日で平成24年度が終わります。皆さん、今年度を振り返ってみて如何だったでしょうか。先週、稲垣教頭先生と木岡教頭先生から、今年度の皆さんの様子をきかせてもらいました。頑張った成果が学業成績に反映されている人、規則正しい学校生活を維持できている人が大勢いる一方、ちょっと危うい人もいました。引き続き努力を重ねて、心あらたに新年度を迎えていただきたいと思います。 

先月21日には高校の卒業式、一週間前の3月16日には中学の卒業式が執り行われました。また、見た人もあるでしょうが、今週の日曜日、高校の卒業式と謝恩会の様子がサンテレビで放映されました。卒業生の人たちへのインタビューがありましたが、皆さん異口同音に相愛学園の素晴らしさを述べ、「相愛は心のふるさと」であると言って、これからの進路に夢と希望を語っていました。放映の中で、「卒業を迎える彼女たちの姿が語りかけてくる。まことの心の教育が相愛にあることを」という表現とともに、取材班制作スタッフが取材を終えての感想として、「圧倒された。師と弟子としての互いの愛の心に圧倒され、そして"優しさ"に触れた。これからを生きる子どもたちのために大切な教育である。それを一人でも多くの方に知ってほしい。そんな気持ちでつくりました」と結んでいました。 

私もこれまで多くの卒業式に臨んできましたが、これほど感動的な卒業式は相愛でしかできないと思います。私が校長として皆さんの前に立つのはこれが最後になります。4月から新しい校長先生として、長く平安高校の校長をお勤めになった安井先生をお迎えしますが、その安井先生が来賓としてお越しになり、「こんな素晴らしい卒業式を初めてみました。涙が出ました」と仰っておられました。皆さんは相愛学園に誇りを持ち、相愛の教育をこれからも信頼してほしいと思います。そして、自分自身にも誇りを持ってください。誇りというのは、自分を自慢できることです。自分は他人とは違うということに誇りを持ってください。ただし、他人の誇りも傷つけないでください。いい友達をつくるには、友達のいいところを認めて、尊敬してあげることです。優しいということが、人間として一番素晴らしいことです。他人を思いやるということは、想像力(imagination)があるということです。いろんなことが想像でき、配慮ができること。それが愛です。當相敬愛の建学の精神は、そうした心の持つことによってより具体的になる、形となって現われるのです。 

そのためにも皆さんはしっかりと勉強しなければなりません。なぜ勉強しなければならないのか。それは、勉強することによって自分の好きなことを見つけ、その才能を伸ばして、人間としての誇りを持つことができるからです。 

これから年度末・年度初めの春休みが始まります。来月には皆、1学年ずつあがります。高2・中2の人たちは最高学年として後輩をひっぱりながら、自らの進路実現に全力を注いでください。また、高1・中1の人たちは2年生となって学校の中心的役割を果たしていかなければなりません。この春休み中に落ち着いてこれまでの学校生活を振り返り、新しい年度に向けて気持ちを新たにしてください。皆さんの大いなる活躍を期待して終業のあいさつとします。


校長式辞のあと、3学期にクラブや英検、漢検、書道などで優秀な成績を収めた生徒に表彰をしました。

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充実した春休みを過ごして、元気に4月8日(月)の始業式に出校してください。 

4月9日(火)の宿題テストに向けた勉強も計画的に行いましょう。

2013.03.23
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