相愛高等学校 相愛中学校 オフィシャルブログ
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2014年11月21日

相愛の「教育力」のひとつ「大学合格力」が認められました

『別冊 週刊ダイヤモンド』 2014.12.02号 (発売9/2 発行10/2)です。

 「本当に子どもの力を伸ばす学校 中高一貫校・高校 ランキング2015年入試版」の「都道府県別「大学合格率」全国高校ランキング」(P119~)に「相愛高等学校」が大阪府126校中65位としてランキングされました。公立、私立共学、私立男子、私立女子の色分けがありますが、大阪私立女子で5位にランクされています。

 相手にさえされなかった(ランク外)とされたところからのカムバックという意味でいくらか嬉しさもあり、報告させて頂きました。

 ただし、国公立・難関私立の大学の合格を見ております。卒業生人数と合格者人数からのランキング算出となっているようです。卒業生人数の少なさや専門学科である音楽科を含むとなれば、もっと評価されてもよいと思います。「子どもの力を伸ばす...」という点で申し上げれば、高校入学時の入学偏差から、合格した大学の入学偏差への伸びを算出すれば、驚異的なランクづけとなるだろうと手前勝手なことさえ想像したくなります。(冊子を見ていただきたいのですが、高校入学偏差を表に加えたモノをPDFにしましたので、学内専用をご覧になられる方はご参照ください)大学入学偏差は全国レベルのモノがありますが、残念なことに、高校入学のための入学偏差に全国的な正確なデータはないようです。と申しますのは、模試業者によるそれもバラツキがあり、公立高校入学偏差も都道府県別のモノしかありませんので、統計的な数字が出しづらいのが現実です。ご説明申し上げるまでもないことですが、大学入試のデータ母集団(以下「母体」と略記)と、高校入試の母体あるいは高校在籍者の学力データの母体とは、同じではありません。手荒い方法ですが、大学・短大進学率データ・高校中退率を鑑み、高校入試偏差算出のための正規分布表の母体の偏差の低いところから進学しない者をごっそり削除する意図でデータの再編成を行うと大学進学者における相愛高校入学者の入学偏差の値の位置取りは、さらに厳しいランクづけがなされるであろうことが予想でき、この点を視野に入れると、上記冊子への掲載は驚異的であると思われます。10000人換算で話せば、ss40が8413位、ss60が1587位ですから、"ごぼう抜き"と言ってもいいくらいなのです。

 ともかく、評価されたことに弛むことなく努力を重ねたいと思います。

「合格」がゴールではありません。"幸せ"になることが目標であり、「合格」はハードルのひとつにすぎないのですから...。

 (文責 キャリア教育推進部 部長 若生哲)

2014.11.21
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