
本日の1限目に高校2年4組の「社会と情報」の公開授業で、「エコプラントゲーム」という授業が行われました。現在「社会と情報」と「科学と人間生活」でコラボ授業を行っています。
・「科学と人間生活」では、企業の環境に対する取り組みを調べ、発表します。
・「社会と情報」では、工場長なったつもりで、環境に配慮しながら工場を経営します。
設定された12ヶ月という期間の中で、1ヶ月ごとに生徒はアクションをとります。ゲーム開始時には1,000万円を持っています。12ヶ月終了した時点で一番たくさんお金を持っていたグループが勝ち、というルールです。月初めに与えられた100万円を、生産費と環境対策費に上手に割り振らなければならないのもゲームの面白さの一つです。
用意された「イベントカード」をひいてアクションをとるのですが、カードには「製品がヒットした 生産金額×5倍の儲け」という嬉しいものや、「事故が起こった 300万円の損」という悲しいものが用意されており、1ヶ月ごとに会社の運命を大きく左右するイベントが起きるのです。良いカードをひいた生徒はグループで喜んでいたり、残念なカードをひいた生徒は、お金の割り振りを必死に試行錯誤して計算したり、みんな楽しみながらも真剣にゲームに参加していました。
各企業がいかいに会社の儲けと環境問題とのバランスを苦労しながらとっているか、ということが実際にシミュレーションすることで、イメージが湧いたと思います。
色んな角度から環境問題を見つめることで、生徒たちはどのようなことに気づけたでしょうか。11月25日(火)の5限目に行う「科学と人間生活」での生徒の発表がますます楽しみになってきました。
広報部