3月31日で美術科の実技講習会が終了しました。 今回は夏期・冬期講習より多い12日間、4380分の授業となり、作品の完成度は過去最高だったと思います。
春期ではあまり身の回りに無いようなモチーフや、通常授業では描けない野菜や果物も用意しました。
モチーフ画面内に適切に展開してゆくことを構図とか画面構成といいます。今回のように多様なモチーフも、うまく構成しなければなりません。
この構図・構成は、いささか厄介なもので制作者のセンスが求められます。
授業では誰でも構図・構成が出来る方法の手引きを説明しました。 何にでも答えがあり、美術にも正解と不正解があります。 受講生の皆さんはある程度理解できたものと思っています。
また、これまでの鉛筆素描以外に、着彩素描という、透明水彩絵の具を使っての演習も希望者に対して実施しました。 絵の具は特注の相愛特別色という市販されていないものを使用しています。
本年度から開始した長期休業中ごとに実施する美術科の実技講習は、新年度からも益々充実した企画として実施していきます。 美術の道を目指す人、美術が好きな人、きちんとデッサンを習いたい人はどしどし参加して下さい!
モチーフ