
校外学習が勉強ではないと思っている人が案外多いことに驚いた。「今年度は遠足がある。やったー」と学園暦を見たとたん声があがった。「勉強じゃないから、外れたんじゃ...」不審に思った生徒からの声。こうなると修正が難しい。誤解が幾重にも重なっている。呆れたものだと思いながら、以下に修正を試みよう。
修学旅行をはじめとする校外の学習は、本来何を求めたのだろう。戦後教育に取り入れられた経緯を探るのも良いが、それは別に機会に譲るとしよう。ここでは見当違いだけれど副作用的側面から述べてみよう。生徒学生の立ち寄る側ではなく、立ち寄られる側の視点から、経済効果があげられる。伊勢参りの興隆は土産物や参道の活性化を生んだことはまちがいない。それで財をなす人もいるのだ。「あそこの名物は...」という評判が観光地に人を招くこともある。...(続きは学内専用ブログで)