
5月29日、中学生を対象に、歯科校医の鷲尾先生による講演会を実施致しました。
歯の検診についての説明に始まり、むし歯が指摘された場合は早急に歯科受診することを勧められました。
歯が健康でしっかり噛めることの利点
①食事を美味しく食べられる。
②言葉の発音が良くなる。
③脳の発達に良い影響を与える。
④笑顔が美しくなる。 についてのお話がありました。
また、歯並びに悪い影響を与える癖(態癖・たいへき)についても話されました。
その癖とは、下唇を噛む癖、頬杖を付く癖、舌で前歯を押す癖などで、普段の何気ない仕草が歯並びに影響しているそうです。
悪い癖は今から改めるようにしましょう。
8020運動とは、80才で20本の歯を守ろうという運動です。
80才で20本以上の歯が維持されている多くの方は、歯並びの良い方が多いそうです。
顔は洗うと言いますが、歯は磨くといいます。
歯は軽く洗っているだけでは健康を維持できません。
就寝前に丁寧に磨くことが将来の歯の健康に繋がり、相愛生の皆さんが80才の時20本以上の歯を保てるようにと話されていました。
講演後、生徒の皆さんから、「歯磨き粉は何を使えばいいですか?」「歯ブラシの硬さは?」「何分くらい磨けば良いのですか?」などの質問があり、皆さんが歯について学ぶ良い機会となりました。
追記 質問の答え
Q:「歯磨き粉は何を使えばいいですか?」
A:「歯ブラシに何も付けず磨き液体歯磨きで口をゆすぐと良いでしょう。」
Q:「歯ブラシの硬さは?」
A:「皆さんは中学生なので、普通から柔らかめが良いでしょう。」
Q:「何分ぐらい磨けば良いのですか?」
A:「丁寧に10分と言いたいところですが、5分くらいは磨いて下さい。」
厚生保健指導係