
午前中の授業は演劇(ドラマ)の練習でした。
担当の先生はジョイ先生とアントニア先生。ドラマを学びながら、英語、ウェールズの歴史、階級制度、午後から訪れる予定のPlas Nweyddという由緒あるお屋敷についてなど、たくさんのことを学びました。
最終日のClosing Ceremonyで披露するドラマの練習のため、まずは身体を動かすウォーミングアップ。そして、Plas Nweyddの歴史について学び、セリフのスクリプトを使って劇の流れも確認しました。
午後からは、バンガーから車で15分くらい離れたアングルシーという場所にあるPlas Nweyddに伺いました。
Plas Nweyddは16世紀前半に建てられ、1815年からアングルシー侯爵(Pagetファミリー)の住居となりました。スノードニアの壮大な眺望をほこるメナイ海峡沿岸にあり、広大な庭園には、樹木や数多くの花が植えられており、森の小道、また海岸の散歩も楽しむことができます。2013年にアングルシー侯爵7代目が亡くなり、現在8代目となっています。8代にわたる年月には、様々なドラマがあり、激動の歴史を見学中に感じることができます。
Plas Nweyddは1976年にナショナルトラストに寄付され管理されていますが、お屋敷の一部は、アングルシー侯爵(Pagetファミリー)の所有物として、現在も使われています。
屋内の重厚な造り、巨大で豪華絢爛な装飾や壁画、絵画は圧巻で、皆もそれらに釘付け。貴重な体験が出来ました。大自然が広がる外の景色も、非常に素敵でした。天気が良い日に伺えて本当に幸運です。
校外教育係