
今日からはバスで登校です。慣れないバスでの通学でしたが、帰る際には自分が乗るバス停をきちんと把握し、しっかり帰路につきました。天気も昨日今日と雨が降ることなく、フィールドトリップを行っています。
午前中はPenny先生とDerek先生から、バンガーとウェールズ語についての授業を受けました。
1時間目は、バンガーの歴史やバンガー大聖堂について学びました。AD525に聖Deiniolによって建てられたバンガー大聖堂は、イギリス最古といわれています。最初の教会は小さな小屋でしたが、周りに人々が暮らすために家が建てられ、敵から守るためにフェンスで囲います。このフェンスが、地元ではバンガーと呼ばれるようになった由来です。なぜこの地にバンガーが作られたのか、その成り立ちも教わりました。
2時間目は、ホストファミリーとしてもお世話になっているDerek Robert先生によるウェールズ語の授業です。ウェールズというと、英語とは似ても似つかない、ウェールズ語の存在をご存じの方もいることでしょう。 ウェールズ人は、英語とウェールズ語の2ヶ国語を話すことができ、その言葉を大切に受け継いで守り続けています。
普段使う挨拶の勉強もおこないました!
・Good morning. ---- Bore Dda・・ボレダ
・Thank you. ---- Diolch・・ディオッホ
・Good night. ---- Nos Dda・・・ノスダ
英語とは似ても似つかないです。 Derek先生の情熱的な授業で、『ウェールズ語は歌うように大きな声で話すのがポイント』とのことで、とても楽しい授業になりました。
世界で一番長い地名の付く駅の名前についても教えていただきました。バンガーの向かい、アングルシー島には、世界で一番長い名前の駅があるそうです!
午後は、バンガー大聖堂とバンガーミュージアムを見学しました。グループに分かれてクイズを解きながら、バンガーの歴史、建造物などたくさんのことを学びました。
バンガー大聖堂ではちょっとした面白いクイズも。実はバンガー大聖堂には、木彫りの小さなネズミの像が5つ隠れています!これは、大聖堂の建築者が建設時、ちょっとしたユーモアで作ったと言われています。見学の最後にはこの5つのネズミの木彫り探しに夢中になっていました。中には、5つすべて見つけたグループも!結構小さな木彫りなのですが、すごいですね!
明日は、最終日のClosing Ceremonyで披露するドラマ(劇)の練習をした後、Plas Nweyddというとても美しいお屋敷を見学に行きます。
校外教育係