相愛高等学校 相愛中学校 オフィシャルブログ
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2015年07月28日

バンガー研修の様子⑥ ~バンガー大学訪問・スレートミュージアム見学!~

週末は皆、ホストファミリーの方々とショッピングや登山など、多種多様に楽しい時間を過ごし、貴重な思い出ができました。短期研修も本日を除いて残り2日となりました。肌寒い日が続いていますので、最後まで体調に気をつけてくださいね。

本日は午前中にスレートに関する授業、ドラマの練習を行いました。  

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授業の後、歩いてバンガー大学まで移動し、バンガー大学の見学をしました。そして、Council Chamberという大学でも学長たちによる重要な会議が行われる部屋にて、学長よりウェルカムトークをしていただきました。部屋には、歴代の学長の肖像画が飾られ重厚な雰囲気。皆さん、学長のお話に聞き入っていました。 バンガー大学は、創立当初は炭鉱の町であったバンガーの人たちが、子供たちの教育にと、1ペニーずつみんなから集め、小さな学校をつくり、現在の立派な大学に至ります。今でも、Penny大学と呼ばれています。たくさんの人たちの力のおかげで今の大学があると思うと、親しみがわきますね。  

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午後からは、ヒャンベリス(Llanberis)というところにあるスレート博物館を実際に訪れてきました。ウェールズ最高峰(1085m)のスノードン山のふもとのヒャンベリス(Llanberis)にある、以前は採石場だった場所で、現在は加工体験や、巨大な機械を見ることができたりします。

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ウェールズで最も重要な産業の一つであるスレート。スレートとは粘板岩といって、地球の圧力によって泥が熱され、圧縮されて出来た石材で、主に家の屋根に使われています。分かりやすくいうと、泥が長年かけて圧縮されて石になり、それを割ったり切ったりして人々の生活に役立てています。注意して町を歩いていると、たくさん目につきます。 屋根瓦だけでなく、昔は黒板として学校で使われ、コースターなどにもなっています。バンガー大学も、スレート作業で働く労働者たちが、少しずつお金を貯めて学校を作り、今の大学に至ります。ウェールズの人の生活を支えてくれた大事な産業なのです。グループに分かれて課題を解きながらの見学となりました。   

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ミュージアムの見学の後は、目の前の湖畔の対岸へ立ち寄り、全員で記念撮影を行いました。天気も良い中、壮大な景色を目の前にリフレッシュできました。

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さて、明日は最後のフィールドトリップ先である、Llandudnoへ向かいます。有名な静養地ですので、見学しながら美しい景色や観光地を存分に楽しみましょう!

校外教育係

2015.07.28
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