
16日は親鸞聖人の月命日(ご命日:1263年1月16日)ですので、10月16日の朝は講堂礼拝を全校生徒で行いました。
中学2年生の生徒が、司会・献灯・焼香を行い、講堂礼拝を行いました。
その後、ご法話をいただきました。
今回のご法話は宗教科の楠木先生にお話していただきました。
楠木先生は、過去に怪我をされて、そのために大好きだったフルートが演奏できなくなりました。そのときのショックで、楠木先生のお姉さんにきつく当たってしまったそうです。 するとお姉さんは、「苦しいなら、自分も楽器をやめる」と答えました。当時は、その行為をお姉さんの同情だと思ったそうですが、このときの私は、自分のことしか考えていない私であり、私を想ってくれていたお姉さんの気持ちを無視していることに気づきお姉さんに対して申し訳ない気持ちになったそうです。
阿弥陀様も、思い通りにならないこの世の中で苦しんでいる私を、一人にしたくない、どうか一人で苦しまないで、この阿弥陀が一緒に悲しむからと声をかけてくださっています。 その阿弥陀様の思いに対して、感謝しお念仏を申し上げるのです。
楠木先生、ご法話ありがとうございました。
宗教部