相愛高等学校 相愛中学校 オフィシャルブログ
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2016年01月01日

元旦礼拝

明けましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いします。

本日、津村別院(北御堂)において、元旦礼拝を行いました。 相愛学園の教職員や生徒をはじめ、保護者の方々、卒業生など合わせて約50名の方々にお越しいただきました。


献灯・献花      

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讃仏偈を読経後、安井校長より新年のご挨拶ならびにご法話をいただきました。

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<安井先生 ご法話> 

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年2016年の始まりにあたり、北御堂にようこそのお参りでございます こうして生徒、保護者のみなさまとご一緒に、新しい年をお祝いできること、関係教職員ともどもに喜びたいと思います。

さて現在、災害や戦禍にみまわれ、またテロや事故といったさまざまな災難が予想を超えた時と所で発生する時代になってしまいました。今年の暖冬傾向も、はるか東部太平洋の海水温上昇が原因であるといわれております。これがエルニーニョ現象です。中国大陸の大気汚染の危険物質PM2.5は偏西風に乗ってすでに日本列島に到達しております。このように、世界各地で発生する現象の影響が、我々の日常生活に影を落とす時代でもあります

平和に、穏やかに、こうして笑顔を交わしながら新年の祝詞が述べられることを「あたりまえ」と思わないでおきましょう。まさに、あり難いことが今あることに感謝する日々を重ねていく相愛の乙女たちでいましょうね。

さて、みなさん。ご家庭に今朝届けられた年賀状は、どれ程の割合いで手書きが含まれているでしょうか。というのも、12月19日付の朝日新聞"天声人語"に『日ごろのパソコン頼みを反省する好機というべきか、今年も賀状の時節がやってきた』の表現がありました。文化庁が行う『国語に関する世論調査』の項目に『手書きされたものや手書きが一言加えられたものが良いとする人が9割近かった』という調査結果報告書を引用したものです。

もちろん、受け取る年賀状に手書きを求め、出す年賀状はすべて印刷・・・などと虫の良い態度は許されません。お若い方々はメールで済ませるとも聞きます。しかし、この結果は忙しい日々の中に宛名書きや一言が手書きされて、相手の姿や声まで乗せて届けられる暖かさを求めている人の多さを示しているのです。 一年に一度、年の初めにお顔をみて挨拶する。それができないなら、手書きで『元気ですよ!』を伝える。これは大事なことだと思います。いい習慣はこれからも続けていきたいと思います。

ご静聴ありがとうございました。



御流盃の儀を行い、記念写真を撮った後は、みなさんと一緒にお汁粉をいただきました。   

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今年もよろしくお願いします。


相愛中学・高等学校


2016.01.01
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