中学1年特進「ことば」 学習の取り組み
「ことば」の授業が始まり、文字から音声へと授業を展開していますが、具体的に文化にふれる学習の一貫として江戸時代の板本にふれてみました。
「ふれてみる」というのは普通、授業内容として扱うという抽象的なものですが、この授業では実際に手で触れてもらいました。江戸時代に心斎橋の書肆(本屋さん)で刷られた『百人一首一夕話(ひゃくにんいっしゅひとよがたり)』です。
本にところどころ空いた穴は「紙魚(しみ)」によるもので、ナフタリンペーパーの匂いに「おばあちゃんのタンスの匂いだ」と声があがっていました。
2011.05.16