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2011年08月18日

平成23年8月18日~文芸同好会 小説の舞台散策~

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を題材に小説舞台の散策を行いました。作者は出身の京都大学を中心に下鴨神社などを作品の舞台としつつ文体の違いを用いた「二重奏」でラブコミカルな作品を描いていますが、「古い文章からの引用が多い」とされるほどにシェークスピアから尾崎豊に至る古今東西の詩句や台詞をちりばめて作品を構築。源氏物語に挑むような手法で作品を読解し、現地踏査をしました。下鴨神社、京都大学、京都大学総合博物館、銀閣寺、哲学の道、水路閣を経て、途中古書店にも立ち寄りましたが、最後は題名の典拠となる『ゴンドラの唄』を作した吉井勇の歌碑を巡りました。ラブコミックにも転じた作品を文学解析の手法で読み解き、踏査した部員たちは6時間以上もの炎天ではありましたが、とても楽しげでありました。(報告:顧問 若生)

 

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2011.08.18
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