平成23年8月25日～龍谷アドバンストプロジェクト　報告～

 龍谷アドバンストプロジェクト（龍谷大学高大連携事業）に高校２年生の３名が参加できました。今年挑んだテーマは「仏教」です。他にも２分野異なる領域のものがあったのですが、ここは是非ともということで大きなテーマに臨んでみたいとのことでした。
事前のDVDによる授業（eラーニング）を受け、レポートした関係学校の生徒の中から選抜されるのですが、成績優秀により夏休みのセミナー（パワーポイントを利用した研究発表会）に参加できました。
ミーランの遺跡に見える「エンジェルの羽を持つ仏像」に刺激を受け、仏教が広がる過程で従前の習俗や他の宗教をも吸収した形跡に、仏教が備えた国際性がうかがえるというものでした。他者を排斥することなく認める精神は、私たちの校名「相愛」にも受け継がれていると考えたとき、新たな国際的視座を獲得できる力があると再認識できました。
５月から３ヶ月にわたる図書室での資料との格闘は、サポーターの大学院生も感心してくれていました。写真は基調講演を聞く様子（左）と午後10時近くまで自主学習に励む参加生徒の様子です。

（報告：進路指導部長　若生）