本日の放課後、高校演劇部による公演「桃太郎のユウウツ」を講堂で行いました。
平日の放課後ながら、30人あまりの観客が集まりました。
高校演劇部は1年生だけの8人の部です。
全員が初心者で、こうして演劇を公開するのは初めてです。
部員たちは直前まで発声練習をしたり、脚本をチェックしたりして、緊張感と戦っていました。
客電が落ちて本番がはじまりました。
最初のほうはうまくいっていたのですが、そこは初舞台、セリフが出てこず気まずい沈黙が流れたり、場面ごと飛ばしてしまったりして、本来4幕の劇が3幕になってしまいましたが、役者のセリフ回しに、客席からは笑い声が起こりました。
劇が終わっての舞台挨拶には、「至らない点、お見苦しいところもたくさんあったかと思いますが、私たちはこの初公演を糧にして、第2回・第3回公演につなげていきたいと考えています。
次の公演では、少し成長した私たちを見せられると思います。」と、次回公演に向けて意気込みを語ってくれました。 はじめての舞台がうまくいかないのは、ある意味当然です。
そのことを十分わかっていながらも、舞台から逃げ出そうとしなかった部員たちの勇気と責任感を、顧問として評価したいと思います。
第2回公演・文化祭発表に向けて、また夏休みの練習からがんばりしょう。
演劇部顧問 堀