さて、クロッキーとは聞き慣れないものですが、デッサンなどの絵の表現方法または練習の一つと考えて良いでしょう。クロッキーは描く対象(モチーフやモデル)を短時間に書きと留めるものです。描画用具は鉛筆のほか木炭・コンテ・ボールペン・サインペン・筆・割り箸など様々です。
これまでの教養デッサンや集中講習での素描講座などではモチーフを20時間から40時間もかけて高密度の観察をしてきましたが、このクロッキーは長くても20分、短くて5分程度で描きます。
クロッキーは一般に人物や動物など静止していないものを題材にする為、素早い観察で人の筋肉や骨格構造の変化を捉えたり、動物などのダイナミックな動きを捉えられるようにするものです。
この講習では、まず20分ホーズ、次に15分ポーズ、そして10分ポーズの3回のクロッキーを行いました。
(左から、20分ポーズ、15分ポーズ、10分ポーズ)
次回、第2回は10月の予定をしています。参加希望者は美術部まで申し出て下さい。
美術部