
筑波大学と日文主催の放課後美術館プロジェクト。今回はあべのハルカス内、日本文教出版さん「こども美術館」での活動となりました。天王寺駅を出てすぐにあべのハルカスの入り口があります。とても大きなエレベーターで16階まで上がるとハルカス美術館前に出ました。ちょうどフィラデルフィア美術館浮世絵名品展が開催中でした。そこから一気に27階まで登り会場に着くと、ほどなく始まりました。
参加者は大阪の高校生ばかり10名。まずは掲示板に貼られた11枚の抽象画などの作品の中から自分が気になる作品を一枚選び、その絵のイメージを一言で表します。例えば「ぐちゃぐちゃ」、「無機質」、「影」などの言葉が参加者から発表されました。 そして、その言葉を記した紙を任意の色画用紙に作品と共に貼付して作品と言葉の関係を再確認します。
次は言葉でイメージ表現したものを基に、今度は与えられた色紙を「切る」、「ちぎる」、「折る」などの細工をして色彩とかたちで新たに表現します。
最後は各自の作品の伝達上の工夫や着眼点などの説明を、画像を使ってプレゼンテーションして終了しました。
次回は体験型美術鑑賞として「光のワンダーランド魔法の美術館」を鑑賞して、ギャラリーガイドを創ります。
美 術 部