「沙羅の木だより」第5号

平成30年5月30日

           

 高校2年生の皆さんは、6月1日(金)まで北海道へ修学旅行に出かけています。昨日の朝8時に関西空港へ集合して、全員元気に出発しました。私もお見送りに行ったのですが、生徒の皆さんはワクワク、ルンルン感いっぱいで、中には「おみやげ何買おうか」なんて気の早い会話を友だちと交わしている生徒もいたりして、「まだ関空なんですけど」と思わずツッコミを入れたくなりましたが、その気持ちはよーくわかります。二日目の今日は、午前の部がラフティング体験で、午後の部がアウトドア派とインドア派に分かれての選択別体験となっています。マウンテンバイク、フィッシング、牧場体験、そしてパン作り、アイスクリーム作り、ジャム作り、キーホルダー作りの中から好きなものを選ぶことになっていて、しおりを拝見しますと、一番人気はジャム、二番人気はアイスクリーム、三番人気は牧場のようです。手作りの味はまた格別でしょうし、牛の搾乳もめったに経験できないことなので、十分楽しんでください。大阪は今日一日雨模様ですが、現地(上川地方)は、夕方まで天気がもつようで良かったです。明日、三日目は旭山動物園などに出かけ、最終日は小樽散策などが予定されています。まだまだ盛りだくさんの修学旅行ですが、北海道の大自然を満喫しながら、クラスメートとの思い出をいっぱい作ってきてください。あ、そうそう、校長先生へのおみやげは『無事故』がいちばんです。全員無事元気に伊丹空港へ帰ってきてください。

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 一方、高校3年生の皆さんは、昨日今日と二日間にわたり、5教科マーク式模擬試験に取り組んでいます。受験生として、いよいよ人生の大きな岐路に立つわけで、進学か就職か、進学なら大学か短大か専門学校か、大学なら何学部がなど、これからあらゆる機会を捉えて情報収集に励み、そして決断することが大切です。それらと併せて、自分の実力(学力)がどの程度のものなのかを知ることも重要になってきます。その意味で、模擬試験が受験生に良い目安、判断材料を与えてくれることは間違いありません。現実はなかなか厳しく、自分が思うような進路に就けないことも少なからず起こりますが、一歩ずつ、地道な努力(学習)を続けていくこと以外に道はありません。

 相愛生の夢の実現に向け、担任団や進路指導部をはじめ、教職員全員が皆さん一人ひとりを親切丁寧にサポートします。校長先生にも、わからないことがあれば何でも聞いてください。いつでも校長室の扉をノックしてくださいね。  最後にお知らせです。今週末6月2日(土)、相愛中学音楽科進学コース・高校音楽科の受験希望者を対象に「ワンポイントレッスン&入試説明会」を実施します。すでに受付は終了していますので、興味・関心のある方は、10月20日(土)の第二回目にぜひご参加ください。ご来校をお待ちしています。