「沙羅の木だより」第１４号

平成３０年７月２３日

　相愛中学校・高等学校も夏休み期間に突入しました。２０日（金）の終業式では、地震や豪雨など自然災害の恐ろしさを痛感させられた１学期、「天災は忘れたころにやってくる」この言葉を肝に銘じて、日々の備えを怠らないよう心がけること。そして、猛暑が続く中、熱中症予防として小まめに水分や塩分を補給し、もし、部活動や補習中に体の変調を感じたら、無理をせずしばらく休息する勇気を持つこと。この２点をお話ししたところです。「備えあれば憂いなし」生徒の皆さんには、自分の体は自分で気遣い、労わりながら、この夏休みをどうか健康・安全に過ごしてもらいたいものです。

　校内では、中学校の補習や高校の指名補習・特進補習が引き続き行われています。苦手な教科・科目の克服や目標とする進路の実現に向けて、この夏しっかり汗をかくことが大切です。これをやれば成績が上がるという、いわゆる『特効薬』はこの世に存在しません。コツコツと努力を積み重ねていく以外に実力を伸ばす方法はありません。自分を信じて、You can do it.
　この夏に開催される全国大会等に、４つのクラブが出場するのですが、その先陣を切って、２２日（日）相愛高等学校バレーボール部が近畿大会１回戦に臨みました。試合は惜しくも敗退となり、名誉顧問（自称）の私も残念でしたが、部員たちと保護者の皆さま、クラスメートが一体となった応援席の様子はすばらしかったと思います。この敗戦をぜひ次に活かしてほしいと願うばかりです。ちなみに、同日開催された『大阪中学校バレーボール優勝大会』では、相愛中学校が見事ベスト８に進出しました。全大阪の頂点を目指すトーナメントは、２４日（火）岸和田市総合体育館で行われます。高校のお姉さんの分まで頑張ってください。このあと、新体操部、器械体操部、放送部が全国大会に出場します。この沙羅の木だよりで良い報告ができるよう、それぞれ、日ごろの成果を十分に発揮してほしいと思います。

　最後に、２１日に開催しました第２回オープンスクールでは、夏休み初日の土曜日、また猛暑の中、大勢の小学生・中学生の皆さんや保護者の皆さまにご来校いただきました。改めて、厚くお礼申しあげます。当日は、学校説明会のほか、在校生ガイドによる校内見学ツアーやクラブ体験や講演会、そしてランチ体験など、豊富なメニューをご用意させていただきました。相愛中学校・高等学校のほんわかとした雰囲気を感じていただけましたでしょうか。今後、オープンスクールは第３回が９月１５日（土）に、第４回が１０月２０日（土）に予定されていますので、こちらにもぜひご参加ください。