「沙羅の木だより」第32号


平成30年11月20日


穏やかな晩秋の日々が続いていましたが、大阪でも、さすがに昨日あたりから気温が下がってきました。もうすぐ師走ですから、当然のことかもしれません。昨晩、帰宅途中、いつも通り過ぎる飲食店の軒先にクリスマスツリーが飾ってあるではないですか。まだ、ちょっと早いんとちゃうんとちゃう? そう言えば、御堂筋イルミネーションは今月初めから始まっています。一度光の道を歩いてみましょうか。梅田から難波まで、4キロメートルもありますが...

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 さて、相愛中高では先週もさまざまな行事が実施されました。まず、13日(火)、高1・高2コーラスコンクールが行われ、各クラスとも日頃の練習の成果を十分に発揮し、すばらしい歌声を響かせてくれました。結果は、紙一重の差で金賞が1年2組、銀賞が1年1組、銅賞が1年4組となりました。コンクールの最後は、音楽科生による流石(さすが!)のコーラスで締めくくられました。残念ながら、私は出張のためその場にいなかったのですが、団結力が深まる良いコンクールであったと聞いています。

15日(木)は、高3が着付け体験を行いました。着物の立ち居振る舞いや帯結び、裾のさばき方等について講習を受けた後、着付けの先生方にお手伝いいただき着物姿に「変身」しました。全員で記念写真を撮った後、友人と御堂筋を思い思いに散策し、外国人の方々から声をかけられたり、一緒に写真を撮ったりと、貴重な経験をしたようです。また、生徒会役員は企業訪問にでかけ、各社でVIP待遇を受けたようです。20年ほど前から続いている行事とのことですが、本町の相愛だから出来るイベントだと思います。ご協力いただいた各社関係者の皆さま、誠にありがとうございました。


 同じ日の午後から、高3を除くすべての学年がバスケットボール大会を行いました。いつものことながら、ワイワイ、キャーキャー、天真爛漫そのもので体育館内は大盛りあがりでした。結果、中学の部では1年2組、2年2組、3年1組がそれぞれ優勝。高校の部(高1高2合同)では1年4組が優勝、1年2組が準優勝でした。高校では、先のコーラスコンクールといい、下級生が上級生を打ち負かす「下克上」が続いています。高1学年は今後が楽しみです。


 16日(金)6限目は、中2の英語暗誦大会が行われ、5名の代表生徒が約3分間の暗誦にチャレンジしました。直前まで練習を繰り返していた皆さんでしたが、落ち着いて最後の一語までしっかり暗誦できました。この大会は数えて57回目ということで、トロフィーには歴代優勝者の名前がリボンに記されていました。こんなところにも相愛の歴史・伝統を感じたところです。

 それぞれの取組については、行事報告のコーナーで詳しく紹介していますのでそちらもご覧ください。