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大阪府高等学校芸術文化祭の美術コンクールで寺田千尋さん(高校3年)が優秀賞を受賞しました。

このコンクールには府立と私立の高校が参加し、毎年約1000名の出品応募者が作品を出しますが、第一次審査でその60%(600人)が落選する難関コンクールです。
そして残った400人の入選者から入賞者を選びます。さらにその入賞者の中から奨励賞と優秀賞と大賞を決定します。

本校の寺田さんは絵画部門に出品しましたが、絵画出品はとても多く、438作品の中からたった17名(全体の3%強)しか優秀賞が出ません。寺田さんは本当によく頑張ったと思います。

この展覧会では、毎年、大阪府立の港南造形高校が各部門の各賞を殆ど独占します。
今大会で、私立で優秀賞をとれたのは、金光八尾高校の美術コース1名と本校相愛1名のわずか2名でした。よく、ここまでくい込めたものです。
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1 作品審査
港南造形高校の3F多目的ホールに搬入された作品を一気に審査します。午前8時から午後5時まで9時間ほどかけて各賞を決めました。
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2 審査発表
港南造形高1F多目的ホールに1000人の出品応募者がぎっしりと集合しました。本年度の講評などのお話があり、最後に入選、入賞の発表がありました。
やはり第一次搬入後の審査で6割の人が選外となり、ここで各自、自分の作品を交通機関をつかって持って帰ることになります。
入賞・入選者は美術館への第二次搬入のトラックに作品を積み込み、各自の作品は翌日に市立美術館に搬入されることになります。
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3 第二次搬入と展覧会開催
大阪市立美術館で1月24日~29日の会期で展覧会が開催されます。
港南造形高校の作品が圧倒的に多く、かなりレベルの高い展覧会で、非常に勉強になりました。
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4 表彰式
最終日には各賞受賞者の表彰式が行われます。
まず奨励賞、続いて優秀賞と芸文祭大賞の授与と講評がありました。
そのあと、作品搬出と会場撤収で全てが終了しました。
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短い会期でしたが相愛の皆さんも多数、鑑賞に来て下さり有り難うございました。

美術科 笹 本  仁