《 第1回 「主食、主菜、副菜を組み合わせて食べよう!」 》

 6月21日(火)のフードデザインの授業に、相愛大学人間発達学部の村井陽子先生と4年生の学生さん3名が来てくださいました。
「主食、主菜、副菜を組み合わせて食べよう!」をテーマに、まずは各自、自分が食べたいお弁当を作ろう!という課題に取り組みました。毎日食べているお弁当もあらためて考えると意外に難しいとの声も多くありました。
その後、各班に分かれて一番理想的なお弁当づくりを考え、そのお弁当についてのアピールポイントをみんなの前で発表しました。


20160629001.jpg  20160629002.jpg
  理想のお弁当(各班での発表)         村井先生の講義

さらに、村井先生から主食・主菜・副菜のはたらきをご紹介いただき、栄養のバランスの良いお弁当は、「主食:主菜:副菜=3:1:2」の比率となることがポイトと教わりました。主食をしっかり食べ、副菜もたっぷり食べることが理想であること。また、健康な生活には食事が大切であることなど、食事の栄養について考えるきっかけを与えていただきました。先生からは今晩の献立からさっそく役立ててほしいとのことでした。

  


《 第2回 「美味しい手作りスイーツ」 》

6月28日(火)のフードデザインの授業に、相愛大学人間発達学部の杉山文先生と森川愛美先生が来てくださり、アメリカンクッキーとフルーツインゼリーの調理実習が行われました。
クッキーの作り方では、アーモンドを事前にローストすることでより香ばしく仕上げることや粉の混ぜ方のポイントなど的確なアドバイスをいただきました。
実習を通じて、生徒の感想では、「ゼリーに使用したアガーを使うのは初めてでしたが、食感が少しもちっとしていた。」「夏場には、パイナップルの代りにグレープフルーツのゼリーにしてみよう。」「とても、勉強になりました。是非、クッキーもゼリーも家で作ってみたい。」などの声がありました。

20160629003.jpg  20160629004.jpg
     杉山先生の実演             できあがりスイーツ!

2週連続の高大連携の授業でしたが、栄養に関する講義と製菓実習を合わせた大変実り多いものになりました。この様な機会を通じて、生徒にはさらに食に関心を持ってもらい、栄養系の進学を目指してほしいと思いました。
また、大学の先生方には、お忙しい中、ご準備をはじめ、丁寧なご指導をいただき、誠にありがとうございました。

                        
 相愛高等学校 家庭科 フードデザイン担当
                         尾花史恵 松本美佳