《 日本の食文化「和食」を作ろう! 》
11月14日(火)フードデザインの授業に、和食の高麗橋吉兆本店より湯木先生と相愛大学より植益先生が来てくださいました。
「日本の食文化『和食』を作ろう!」をテーマに、きのこご飯と海老真丈椀の調理実習を行いました。
 まずは、和食の基本の出汁の取り方を教わり、実際に昆布の旨味とさらにかつお節を入れた後の旨味の味比べをしました。さらに、きのこご飯に使うきのこの切り方、海老真丈椀の海老の下処理の仕方や大きなすり鉢を使ったすり方のコツなど、とても新鮮なものばかりでした。
 実習を通じて、生徒の感想には、「2年も続けて体験ができプロの技を見ることができ良かった。」「海老を細かく切る調理は初めてで大変だった。」「海老と手作りマヨネーズを大きなすり鉢でする体験もさせてもらったが、軽そうに見えてとても力のいる作業でした。」などの声がありました。
    【調理実習の様子】
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     【当日の献立】
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《 フリフリシェークでバターを作ろう!意外と簡単!! 相転移 》

 11月21日(火)フードデザインの授業に相愛大学の庄條愛子先生と大川先生が来られて実験・実習をして頂きました。
始めに乳製品に関する講義、続いて、フレッシュバター作り。各班に分かれて、生クリームと牛乳を撹拌することで固まっていく様子を目の当たりにしました。その後、先生が用意してくださった焼きたてのパンにフレッシュバターを塗って試食しました。
 さらに、今年度は人工いくら作りにも挑戦!オレンジジュースとりんごジュースで作りましたので、最後にプチプチいくらも試食できました。
 生徒の感想では、
「講義は2年目なので去年より理解できました。バターは家でもできると思うのでやってみたいです。食について、もっと理解を深めたいです。」
「手の温度によってバターも丸くならない等難しい点も多かった。」
「講義では、乳酸菌を使った食品の中にキムチや漬物も含まれていたこと、知らなかったので驚いた。身体にも良さそうなのでたくさん摂ろうと思った。」などでした。
【授業風景写真】
      【講義】               【バターづくり】
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    【人工いくら作り】
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2週にわたり高大連携の授業が行われました。日頃の座学の授業や調理実習とは異なり、それぞれの専門的なお話も伺うことができました。
ご多忙中にも関わらず、実験・実習のご準備を頂きました先生方に感謝いたします。
誠にありがとうございました。

平成29年11月
相愛高等学校 家庭科 
フードデザイン担当
尾花史恵 松本美佳