「食品加工実験に挑戦(いちごジャムで浸透圧を体験!)」

 5月8日(火)のフードデザインの授業に、相愛大学人間発達学部発達栄養学科の庄條先生と福井先生が来てくださり、実験実習を通しての授業が行われました。
 始めは加工食品に関する講義が行われました。講義では、日頃食べている加工食品の分類や目的などをわかりやすく説明していただきました。次に、ジャム作りは電子レンジで手軽にできることを教わりました。また、いちごの中の水分が砂糖を加えることで移動する浸透圧作用も学びました。試食では、庄條先生が作って下さった手作りパンに、ジャムを塗って美味しく頂きました。
 生徒の感想では、「普段家では作らないいちごジャムを作ることができ、良い経験になりました。」「いちごの中の水分の変化や、市販のジャムとの違いなどもわかり楽しかったです。」「パンとジャムがとっても美味しかったです。」などの声がありました。

講義                  ジャム作り
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ジャム作り               できあがり!
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試食タイム
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「歯と栄養(ライフステージ栄養学)」

 5月15日(火)のフードデザインの授業に、相愛大学人間発達学部発達栄養学科の品川英朗先生が来てくださり、実験実習を通しての授業が行われました。
 授業においては、摂食・嚥下のメカニズムや、舌や唾液の重要性について学び、実際に自分の口腔内状態を測定しました。唾液による、ストレス度合いや口腔内の細菌数や乾燥状態などを測定することで、健康状態を再認識することができたようです。
 生徒の感想では、「歳をとると、今普通にできている食べることや飲むことが難しくなる。ただ、食事1つでも色々な工夫をしていてすごいなと思った。」「口腔の検査ではストレスがたまっているかどうか、細菌の検査では歯だけではなく舌も清掃することが大事だと分かった。」などがありました。

講義                   ゲル化剤を使った実験
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実験器具(口腔内の細菌数測定       測定の様子
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1学期は5月に2週連続の高大連携授業になりました。大学の先生方より各々のご専門分野から貴重なお話をしていただきました。生徒には、より食に関心を持ってもらい、今後の栄養系の進学に向けて頑張ってほしいと思います。

大学の先生方には、新学期のお忙しい時期にご準備を始め、丁寧なご指導をいただき、感謝しております。ありがとうございました。



相愛高等学校 家庭科担当