
平成26年11月13日(木)御内仏報恩講が礼拝室にて行われました。
報恩講は宗祖親鸞聖人のご苦労をしのぶと共に、聖人さまがお説きになられます阿弥陀如来さまの
お心とその願いを、あらためて深く味わわせていただくための法要です。
当日は生徒、教職員、育友会の皆様、合わせて100名が参列し、「正信念仏偈」をお勤めいたしまし
た。
お勤めの後、相愛中学高等学校 安井大悟校長より、ご法話をいただきました。
ご法話では、法要でお勤めした「正信偈」より
「極重悪人唯称仏 我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我」
の偈文をいただき、煩悩に心の眼がさえぎられて、仏を見ることができないといいながら、しかもな
お、仏は常に私を照らしてくださっている、大悲(阿弥陀仏の偉大な慈悲)が光の形をとって私を常に
照らしてくださっている。しかし、その働きに対して私は無視をし続けている。それでもまだあきらめ
ず、捨てずに願い続けてくださっているのが、阿弥陀さまです。
先生のご友人の僧侶の言葉を交えながらお話しいただき、阿弥陀さまの大悲に改めて気づかせて
いただきました。
宗教部