9月1日(木)・2日(金)高校普通科 専攻選択コースの幼児教育専攻生が大阪市立南大江保育所にて幼児教育体験を実施しました。
1日目は、2才児と1才児のクラスに2名ずつ分かれ、それぞれの教室で体験しました。
はじめは戸惑っている様子でしたが、こどもたちの側に寄り添い、話しかけ、一緒に遊ぶなどして積極的にこどもたちの輪に入っていくことで、少しずつこどもたちの緊張もとけ、自然に話せるようになっていました。絵本の読み聞かせの際は、膝を取り合う場面もありました。
トンネル、一本橋、のようなゲームと体操は、まだ言葉を伝えることが流暢にできない幼児にとって、身体を動かすことで周りとコミュニケーションをとることのできる活動なのだと、生徒たちも体験を通じて改めて実感できました。実習後は質問の時間があり、生徒たちからたくさんの質問が出てきました。一緒に楽しむことの大切さ、個人とのやり取りをしながら全体を把握することの難しさとその対応方法について、質問をしていました。また、こどもたちと向き合う時のために今からできることとして、学生のうちに様々なことにアンテナを巡らせ、知識を蓄え、引き出しの多い人物になることが大切であると教えていただきました。
この体験で生徒たちの幼児教育に対する意識と意欲はますます高まっているようです。ご協力いただきました南大江保育所の諸先生方、また園の皆様に感謝いたします。明日も引き続きよろしくお願いいたします。
キャリア教育担当