9月2日(金)、昨日に引き続き、高校普通科専攻選択コースの幼児教育専攻生が大阪市立南大江保育所にて幼児教育体験を実施しました。
2日目は、3才児のクラスで体験しました。朝礼までの時間、こどもたちの朝の準備を手伝い、遊ぶことでコミュニケーションをはかります。はじめから親しく話しかけてくれるこどもたちもいれば、遠巻きに様子をうかがっているこどももいました。しかし、生徒たちから話しかけると嬉しそうな反応を見せてくれ、徐々に距離を縮めていき、実習の終盤には、こどもたちに手を引かれながら楽しそうに活動している様子が見られました。
朝礼後は、楽しいゲームの時間です。「バースデー・バースデー」は、円形になって歌を歌いながら、自分の誕生月になれば、真ん中に出て踊るという楽しいゲームです。こどもたちは大盛り上がりでした。ゲームを行う際は、先生方も同じく、真面目に楽しく元気に取り組み、生徒たちと同じように盛り上がることが大切なのだと、生徒たちは実感しているようでした。
今日は、避難訓練に目の前の公園に避難・誘導させるいう貴重な体験もさせていただき、体験後の生徒の感想の中でも、スムーズに誘導させるための指示の方法、叱るときの調子と態度を熱心に伺っていました。
実際にこどもたちと話し触れ合うことで見えてきた疑問点と課題は、保育士を志す生徒たちにとってかけがえのないものです。体験で得た経験と先生方からのお話をぜひ今後に生かしてほしいと思います。このような貴重な体験を提供いただきました、南大江保育所の諸先生方、また園の皆様に感謝いたします。
キャリア教育担当