6月7日(水)高校2年生と3年生の幼児教育専攻の生徒が、相愛大学での幼児教育の授業を体験してきました。 高大連携授業は、1年間で全5回の授業を実施します。
1時間目は、「身近な材料を使って遊ぼう」と題して、相愛大学の曲田先生に授業していただきました。子どもたちは、生活の中で体験したことや思ったことを、様々な材料で作ったり、作ったもので遊んだりします。この「作る」という行為は、手先の動きや巧緻性、集中力や持続性を養うだけでなく、豊かな感性や表現力を養い創造力をゆたかにすることがねらいであると話されていました。
講義の後、生徒たちは大学生のスタッフの方と一緒に実際に紙皿、ペットボトル、色紙、輪ゴムなどを使い楽器を作りました。
作った後は、記念写真をとりました。
2時間目は「絵本の世界で遊ぼう」です。絵本は、子どものことばや想像力を育てるだけでなく、コミュニケーション能力や、共感し合う力も育てます。また、大切な人に絵本を読んでもらうことで、自己肯定感や自尊感情を養うことにつながるというお話でした。発達段階に合わせてそれぞれの興味を持つ絵本を読み聞かせることの大切さを学びました。
また、認定絵本士の資格を取得している大学生のスタッフの方に、読み聞かせの手本を見せていただきました。
授業の後半では、先生役と園児役に分かれて、絵本の読み聞かせを体験しました。
授業終了後、大学生のスタッフの方に子ども発達学科の施設を案内していただきました。絵本がたくさんある部屋や、農園などを見て生徒たちはしきりに声をあげたり質問したりしていました。
生徒たちは体験を通して、意図をきちんと理解したうえで活動を行うことの大切さと、こどもたちに向き合う姿勢を学ぶことができました。今日の学びを、保育体験で実践してほしいと思います。
ご協力いただきました相愛大学の曲田先生、大学生のみなさんありがとうございました。
教務部 キャリア教育担当