7月25日(火)、中学特進コース講習の3・4限目にアグリカフェを今年も開催しました。
昨年度から復活したこのアグリカフェ。
中学時代から大学での学びに少しでも触れてほしいという思いから、
高大連携の強みを活かし、龍谷大学農学部にご協力いただき実施しています。
昨年度参加した2・3年生は、今年も楽しみにしてくれてた様子!
今年のテーマは、 「マメが世界を変える?!」~人の健康と地球環境を支えるマメのパワーに迫る~ です。
農学部より大門弘幸教授(作物学研究室)と、西澤果穂講師(食品素材利用学研究室)のお二方をお招きしました。
第1部は、西澤講師から、「マメと健康」についてご講演いただきました。
五大栄養素など家庭科で習っているものや、6種類のマメの種類あてクイズが出てきました。
みんな真剣に先生たちと一緒になって考えます。
大豆やソラマメなど、なじみのあるものはみんな正解していましたが、
意外とたくさんの種類があることが分かりました!
大豆や落花生はたくさん加工品など食材として多く利用されていますが、
その他のマメである雑豆は、食品としての利用例も研究発表も少ないそうです。
西澤先生は、そこに着目され、研究を進めているそうです。
第1部のあとは、ブレイクタイム!
今回は「マメ」がテーマということで、ピーナッツや甘納豆、なた豆茶をいただきました。
これぞ、アグリカフェの醍醐味!!
第二部は、大門先生にバトンタッチ!テーマは、「マメから農業を変える」です。
それにはまず、マメの育ち方の仕組みを知る必要があります。
様々なマメを観察したり、先程おいしくいただいたピーナッツを高倍率の顕微鏡で見てみると、
今まで気にもとめていなかったことが、分かりました。
実際に、マメを植えて育ててみよう!ということで、
みんな丁寧にマメをポットに植えていきました。
おうちで水やりをすると、数日で芽を出すそうです。
マメができるまでには70日くらいかかるそう...みんなきちんと育ててね。
気がつけば、あっという間のアグリカフェでした。
みんなしっかり学んだ証として、「修了証」をいただきました。
このような機会が、みなさんの今後の進路選択の一助となればと思います。
また来年も楽しみですね。
進路指導部