NHK杯全国高校放送コンテストが開催され、本校からは、ラジオドキュメント部門、テレビドキュメント部門、研究発表部門、そしてアナウンス部門に2名、朗読部門に3名がそれぞれ出場しました。
これだけの生徒が全国大会に向かうのは本校放送部としてもはじめてのことです。
1日目
出場受付を終えて、オリンピックセンターの中で練習を続けます。
2日目
早朝に宿舎を出発し、明治神宮外苑で発声練習をした後、準決勝の会場である国立オリンピック記念青少年総合センターへ向かいました。
準々決勝です。
アナウンス部門では、高3中脇凜さんが日本史の授業の話題を、高3上田奈々葉さんが校内で行われた講演会の話題を発表しました。
朗読部門では、高3辻本明日美さんが芥川龍之介『雛』を、高2山本有里さんと高1木村音葉さんが藤岡陽子『金の角持つ子どもたち』を朗読しました。
テレビドキュメント部門・ラジオドキュメント部門でも参加作品の上映が行われました。
3日目
朝7時に準決勝出場者の発表が行われました。
本校からは、アナウンス部門で上田奈々葉さんが、朗読部門でも辻本明日美さん、山本有里さん、木村音葉さんの3名がそれぞれ準決勝に進出しました。
1校から複数名の準決勝進出は大変珍しいことです。
また、研究発表部門の発表も行われ、本校からは放送部でも取り入れたい声楽の発声法についての研究を発表しました。
4日目
会場をNHKホールに移して、各部門の決勝です。
たくさんの人数だったこともあり、ホールの外でNHKの取材を受けていました。
全国から集まった放送部員でNHKホールは熱気にあふれていました。
まずは、決勝進出者の発表です。
本番直前まで、NHKホールの外で発表にむけての最終調整を行います。
辻本さんは、憧れの舞台NHKホールで発表するという夢が叶いました。
今シーズンは、はじめての複数名の準決勝進出、そして6年ぶりの決勝進出となりました。
この大会にむけて、応援いただいた皆様、取材に協力いただいた皆様、本当に有難うございました。
皆様のおかげで、NHK杯という貴重な発表の機会をいただくことができました。
丁寧に取材をして構成を工夫し、そこに込められた想いを伝える放送部の活動は、日頃の学習活動にも通じるものだと実感することができました。
また全国の放送部との交流を通して得た経験もこれからの活動に活かしていきたいと思います。
これからも練習に励んでまいりますので、引き続き応援よろしくお願い致します。
放送部顧問