11月13日(月)午後、ラトビア共和国・リガ文化学校からの留学生との国際交流合同授業に参加するため、
高校1年生・2年生の特進コースならびに音楽科生徒が、神戸龍谷高等学校へ行きました。
今回の合同授業では、駐日ラトビア共和国大使館参事官やリガ文化学校の副校長、また神戸大学法学部の教授など 様々なゲストの方々にご臨席いただき、リガの留学生と神戸龍谷高校および本校生徒が国際理解を深めました。
司会進行も生徒たちで務め、ゲストの紹介後、各校代表生徒の挨拶で始まりました。
10グループに分かれて自己紹介をしたのち、アイスブレイクです。
初対面のメンバー同士、最初は緊張した雰囲気でしたが、すぐに打ち解けて話し合いを始めます。
次に各校のプレゼンテーションです。
それぞれの土地の紹介と、平和について英語でスピーチしました。
本校からは特進コース生4名が発表しました。練習の成果を発揮できましたね!
プレゼン後は、神戸大学の蓑原教授よりご講評をいただきました。
私たち日本の生徒が考える平和と、隣国で紛争が繰り広げられているラトビアの生徒が考える平和とでは、
捉え方が全く異なるということを感じました。
10分間の休憩後、いよいよ各グループのディスカッションです。
事前に予習してきたテーマについて、各校交えて話し合います。
テーマが難しいため、なかなか解決策を導き出すのにも苦労します。
出し合った意見をまとめ、各グループが発表します。相愛生も非常に積極的でした!
最後に、再び蓑原教授に実社会の現状を交えてご講評いただきました。
場所を講堂へと移し、ここからは音楽交流です。
まずは、ラトビアへ2度訪問経験のある神戸大学の学生より、ラトビアの音楽についてお話がありました。
実際に訪問された際の情景がイメージできるようなお話しぶりでした。
つづいては本校音楽科による演奏です。
2年生の弦楽器アンサンブルと、1・2年生合同の合唱を披露しました。
楽しいアンサンブルと、非常に感動的な合唱でした。
交流会のフィナーレは、ラトビアの曲目を全員で合唱しました。
最後に本校より、リガ文化学校の留学生ならびに神戸龍谷高校の生徒のみなさんへ ささやかな贈り物をお届けして、合同授業は幕を閉じました。
今回の授業を通して、このような難しいテーマの世界規模の問題について、学生たちが意見を出し合って話し合うということが 何よりも大切であるということを実感しました。
今日のこの経験が、今後の糧になればと思います。
相愛高等学校