第51回 大阪府アンサンブル コンテスト(高等学校の部) 12月25日(水)
八尾市文化会館(プリズムホール 大ホール)
コンテストに向けて、候補曲二曲が2曲配られ、約1週間で仕上げ、曲目を選定しました。
アンサンブルの目的は、音楽を通じて青少年の健全な育成を図り、アマチュア音楽の振興に寄与することです。 取り組むうえで、小編成アンサンブルの演奏精度を高めることが大切で、一人一人が責任を持って練習に励み、いいものを作り上げるために研究を怠らない姿勢で「あたり前の事を当たり前にする」凡事徹底の精神で練習に臨みました。
曲目は、アンサンブルで有名な「Seaside Dance 」です。この曲は、海が遠い方にとっては、海が見えた途端心が躍り、海と共に過ごす方にとっては、海の光景が自身のアイデンティティとなるイメージで、バカンスの海は特別な時間で、打ち寄せる波を見て心を洗い流したりもします。
演奏は、3つのスタイルによるダンスを想定した組曲です。
1曲目 にフュージョンスタイルを活用した16beat
2曲目は ゆったりとしたラテンビートにバラード的なメロディー
3曲目には3拍子(5拍子)を基にしたシンコペーションの強いリズムで演奏します。
光景の映し方の対比、雰囲気の対比、リズムの弾力性やフレーズの距離感を大切にした演奏を心掛けました。
本番が迫った23日、24日には顧問のアドバイス。立ち位置の修正(アンサンブルではあまりないV字型)も含め審査員にアピール。そして、本番当日の朝に、最終チェックで仕上げました。
メンバー8人は、現時点での最高のパフォーマンスを約束し、出発しました。
本町駅から近鉄八尾駅まで電車を乗り継ぎ、開場で楽器を搬入。車を速やかにホール敷地外へ。控室ではリラックスして過ごしました。管楽器のチューニングは 20分。
さすがに、本番前の待機中は緊張している様子でしたが、セッティングは1分以内に、打楽器を補助員含め、迅速に行うことが出来ました。
今回は、顧問の指揮がないので、客席で保護者の方々と演奏を聴きました。
ありったけの思いを演奏に注ぎ込みました。そして審査結果は、みごと金賞を受賞しました!
今年度は、夏の吹奏楽コンクールでは大阪大会銀賞を受賞、日本管楽合奏コンテストは6年連続で全国大会に進み、優秀賞を頂きました。部員たちは、力を出し切ったと思います。
また北御堂でのイベントは悪天候での中止もありましたが、「北御堂盆踊り大会」や大阪駅での東警察主催防犯教室イベントの出演依頼もあり、充実した一年を送る事が出来ました。
吹奏楽部は活動を通して、様々の方々に支えられ、「人間力」を養うための協調性、主体性、コミュニケーション能力、創造力、発想力を身に付け成長しています。
保護者の皆さまのご協力は勿論のこと、関係者の皆さま、お手伝いやイベントに出演してくれたOGの皆さんにも大変感謝いたしております。
本日は、一年間使用しました部室、講堂、B60教室を部員たちで大掃除を行いました。
明日から久しぶりの長期休暇です!有意義に過ごして欲しいと思います。
今年も一年大変お世話になりました。来年も引き続き、ご協力・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
吹奏楽部