「沙羅の木だより」第23号


平成30年9月18日


 6日未明に発生した、北海道胆振東部地震から12日が経過しました。この3連休は、被災地に全国から大勢のボランティアが駆けつけ、汗を流しておられました。ほんとうに、日本はすばらしい国であると思います。依然として、多くの犠牲者をだした厚真町を中心に、多くの住民が避難生活を送っておられ、被害の大きさと先の見えない生活再建に不安が募っています。道のまとめによると、今回の地震で、道内の産業と港湾の被害額が少なくとも694億円に上るとのことで、大規模な土砂崩れのあった地域では、道路や橋など算定ができていない被害も多く、今後大幅に増える見通しだそうです。また、損壊が確認された建物数が2390棟に達したそうです。

 そんな中、相愛中学校・高等学校では、生徒会とインターアクトクラブの皆さんが、先週火曜日から土曜日まで、朝正門前と南門前に立って募金活動に取り組みました。本町4丁目を早足で行き交う人々に「北海道地震で被災された方々へ募金をお願いしまーす!」と元気よく呼びかけたところ、オフィス街のど真ん中という土地柄、サラリーマンの皆さまをはじめ、たくさんの方々がご協力くださいました。中には、「福沢諭吉」(聖徳太子ではありません)札を募金箱に入れていただいた方もおられ、生徒たちもいたく感激しておりました。皆さま方の温かい善意に、改めて感謝申しあげる次第です。初日、あれだけ小さかった募金を呼びかける声も、日を追うごとに大きな声が出るようになり、終わるころには、生徒たちの表情も充実感にあふれていました。今回、皆さまからお預かりした62438円は、日本赤十字社を通じて、北海道胆振東部地震で被災された皆さまへお届けする予定です。

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 先週15日(土)午後、第3回オープンスクールを開催しましたところ、たくさんの小学生、中学生そして保護者の皆さまにご来校いただきました。この場を借りまして、厚くお礼申しあげます。相愛のほんわかとした雰囲気を感じていただけましたでしょうか。次回、第4回オープンスクールは、10月20日(土)に実施いたしますので、ぜひ、相愛中学校・高等学校にお立ち寄りください。生徒、教職員一同、心よりお待ちしています。
 

 最後に、うれしい報告です。昨日17日(祝)、守口市の高校で開催された「大阪私立高校バレーボール大会」順位決定戦において、本校バレーボール部が見事勝利し、12月に兵庫県で行われる近畿大会に出場することが決定いたしました。バレーボール部の皆さん、おめでとうございます!