学校案内

相愛中学校・高等学校が目指すもの

相愛中学校・高等学校は、西本願寺第21代宗主明如上人により、1888年(明治21年)に設立された相愛女学校に起源を持ち、一世紀以上、大阪の女子教育の一翼を担ってまいりました。時代の変化とともに学校の様子は変わってきましたが、変わらないのは本学の建学の精神である「當相敬愛」が謳うところを教育の基盤に据え、生徒たちが持つ潜在的能力を十分に発揮できる教育実践を脈々と行ってきたことです。

今後も生徒たちが授業や色々な体験を通して、世の中に出ても「相愛」の卒業生らしいと評価され、未来に大きく羽ばたく事が出来る基礎的能力を育成するよう努力したいと考えています。 自分の夢を実現したいと思っている生徒の皆さんが、相愛学園で学ばれることを期待しています。共に未来に向かって歩みましょう。

学園名の由来は「當相敬愛」

「相愛」の校名は「當(まさ)に相(あ)い敬愛(きょうあい)すべし」という、親鸞聖人の教えである浄土真宗がよりどころとする大乗仏教の代表的な経典『仏説無量寿経(ぶっせつむりょうじゅきょう)』の一節によるものであります。その意味は、私たちは深い因縁によってこの世に生まれ、み仏に見守られ、多くの人や物のおかげで生かされて生きている。そんな我が身を感謝するとともに、自らを敬愛し、他を敬愛し、真実を求め強く美しく生きようと努めることであります。