6月17日（木）15：50～講堂にて、中学音楽科進学コースのピアノ公開レッスンが行われました。講師には相愛大学教授である山本英二先生をお迎えして、様々なアドバイスをいただきました。

今回の公開レッスンは、来週に実技試験を控えている中学１年生〜3年生までの全学年のピアノ専攻生を対象に行われました。

レッスンの課題曲は、実技試験でも演奏するハノンのスケール、ツェルニー30番または40番です。

中学１年生は入学後初めての試験のリハーサルであり、講堂での演奏が初めてということもあって緊張した様子でしたが、演奏が終わるとホッとした様子で、上級生の演奏を真剣に聴いていました。

2年生と3年生はこれまでの舞台経験もあるので、堂々と演奏しており、それぞれの成長がよく感じられました。

公開レッスンでは、拍感の重要性や和音における各声部のバランス、腕や手などの身体の使い方についてなどのアドバイスを頂きました。また、練習曲はどちらか一方の手の練習のために作られているが、もう一方の手には音楽を形作る要素が含まれているので大切に考えて弾くことを心掛ける、という重要なことも教えて頂きました。

普段はなかなか聴くことのない同級生や他学年生徒のレッスンをみて、刺激も受けたことと思います。

試験まではあと1週間ですが、今回のアドバイスをよく消化し、自身の練習によく役立ててもらいたいです。

音楽科