11月26日(金)に開催した電子オルガン専攻による演奏会「GIFT」の終演に際し、

担当講師からコメントを預かっておりますので掲載させていただきます。

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今年も昨年に引き続きコロナ対策を実施しながらの開催でしたが、たくさんのお客さまにお越しいただき、音楽をお届けできたことに感謝いたします。

GIFTは11年目を迎えました。

これまで紡いできたバトンを受け継ぎ、また新たな気持ちで歩んだ準備期間は、電子オルガン専攻らしい、幅広いジャンルの音楽が行き交う時間となりました。

今回はプログラムの多くの編曲を生徒たち自身が担当しました。その楽曲と向き合い、電子オルガンでどのように表現するか...、そして編曲した楽譜をアンサンブルメンバーに演奏してもらうことで、新たな学びと発見があったと思います。試行錯誤しながら、短い期間で頑張りました。

毎年恒例、全員でお送りするリレー演奏の前には、相愛大学から創作演奏専攻教授の柏木玲子先生、新しく赴任された亀井杏菜先生と共に、

このGIFTの為にアレンジしてくださった、柏木先生の作品「遠い空に」をお届けいたしました。

GIFTという舞台で、"みんなの想いをのせる" "この9人だから表現できる空間"

を合言葉に、高校3年生を中心に進んでいった準備期間と本番は、生徒たちにとっていつもよりハードな毎日だったと思いますが、にこやかで柔らかな空気が流れていました。

本番は、一音一音に責任を持ち、真剣に音楽と向き合う表情が印象的で、かっこいい姿をみせてくれました!

そして、何よりお客さまの前で演奏できる喜びを実感できる時間になりました。

お越しいただきました皆さま、いつもサポートいただいている保護者の皆さま、先生方、誠にありがとうございました。

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電子オルガン専攻 講師 野口真央