12月23日(木)講堂にて、中学音楽科進学コース対象に相愛大学教授・山本英二先生による「ピアノ公開レッスン」が開催されました。
中学音楽科進学コースでは毎年ピアノ公開レッスンを2回実施しています。
2回目の今回は、受講生を中学3年生対象とし、1月の実技試験課題曲でレッスンを受けました。
中学3年生の第3回目の実技試験(1月)は、高校音楽科への内部進学の入試を兼ねています。
そのため、試験では一般入試と同じ課題を弾くことが課題となっています。
公開レッスンという普段とは違う環境に、緊張している様子の生徒たちでしたが、
それぞれの曲をさらに仕上げるためのポイントをレッスンしてもらい、充実した時間となったようでした。
バロックや古典派の時代、それぞれの時代に沿った奏法で演奏することの重要さを教えていただきました。
バッハでは各声部の歌い方、テーマ以外の声部の歌い方、ペダリングの使い方をアドバイスいただきました。
ソナタでは、強弱・フレーズと気持ちを連動させ聴き手への伝え方、和音の中のメロディーの出し方など多くのことを教えていただきました。
今回いただいたアドバイスを元に1月の試験に向け更に練習を積み、試験当日はよりよい演奏をして欲しいと思います。
聴講生として参加した中学1、2年の生徒の皆さんも、今回のレッスンをそれぞれの練習や演奏に活かして行って欲しいと思います。
冬休みに入り、練習時間が普段より長い時間取れるようになったことと思います。
是非この機会に、ピアノ練習に打ち込みステップアップをして欲しいと思います。
貴重なレッスンをしてくださった山本先生、お忙しい中お越しいただい保護者の皆様、ありがとうございました。
音楽科