英国バンガー大学英語研修の様子が現地スタッフから送られてきましたのでご紹介します。
7月30日
今回の短期研修も佳境にさしかかってきました。
さて、本日は午前中にペニー先生・アントニア先生によるLlanduduno(ヒャンディドゥノ)と明日のトリップ先であるチェスターに関する授業を受けました。
Llandudnoは、200年ほど前は小さな漁港の町だったのですが、1843年に豪富であるモスティン氏が町ごと買収しホテルをたて、その後電車が走り、人々が家を建て、現在有名な保養地になっています。
統一された美しい眺めですが、それもそのはず、海岸沿いにはお土産屋さんやファーストフード、パブなどは作ることができず、看板やネオンサインなどの色も厳しく取り決めがあるのです。
退職後の年配のご夫婦がゆっくり数週間かけて休暇を楽しむ、という豪華な保養地。 Queens of resort 海浜保養地の女王、またJewel in the crown of north walesと呼ばれています。
その後、これまでのレッスンやフィールドトリップのクイズの復習を兼ねたファイナルテストを終え、実際にLlandudnoへ向かいました。
ランチは、Llandudnoでも人気の中華料理店Eastさんで頂きましたよ。久しぶりの白いご飯はおいしかったですね。
あの有名なルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」のモデルになったアリス一家も、頻繁に訪れていたという保養地。アリスの父に招かれたルイスは、この風光明媚な海辺の町でアリスたちと遊びながら、不思議の国のアリスの構成やキャラクターを膨らませたそうです。
町のあちこちに、アリスに登場するオブジェがありました。
プロムナードと呼ばれる海岸沿いには、ビクトリア調の豪華なホテルが立ち並びます!
側にあるピア(桟橋)からは、プロムナードが一望できます。
Walesのグッズが多く並ぶ研修先はこちらが最後でしたので、皆さんいつも以上にたくさんお土産を購入されていましたね。帰りの荷物、重さにはご注意を!
7月31日
今日は楽しみにしていてチェスタートリップ!ウェールズを脱出しイングランドへ。
朝から一日中晴天に恵まれ、半袖でも快適に過ごせる一日でした。
チェスターは約2000年前にローマ人によって築かれた街です。
バンガーが1500年の歴史があるので、バンガーより500年深い歴史。
城壁に黒い柱のチューダー様式の建物が、異国に来たなあという実感をわかせてくれます。
1階より2階のほうが大きく造られていて、横から見ると不思議な感じです。
町は城壁に囲まれていて、歩くとディー川や競馬場といろいろなものを見ることができ、約30分のちょうどいいウォーキングコースです。
チェスター大聖堂は1000年の歴史。バンガーの大聖堂も素晴らしいですが、チェスターは規模が大きく、圧倒されてしまいます。今回はちょうど、大聖堂の中でAlice In Wonderland のエキシビションも催されており、皆さん、造形物と大聖堂との融合を楽しんでいる様子でした。
イギリスでたった一つ、ここチェスターに残っている、二階部分も歩けるようになっているギャラリーショップ。The ROWと呼ばれ、メイン通りやモール内にアクセスでき、みんなに親しまれています。
みんなショッピングも楽しんでいる様子でした。
洋服屋さん・紅茶専門店・キャンドルショップなどでのショッピングの他、美味しいミルクシェーク屋さんもみつけて、よかったですね。
早いもので、ホストとゆっくり過ごせる週末も残り明日のみ。バンガー周辺には、今回の研修で訪れた先以外にも素晴らしい歴史的建造物、大自然を満喫できるポイントがたくさんありますので、是非行ってみてください。そして、お天気も好天に恵まれることを願っています。
校外教育係