「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、猛暑もおさまってきた9月22日(土)の4限目に、彼岸会法要を講堂で行いました。 「彼岸」とは、「お浄土」を表す仏教用語で、阿弥陀如来のはかりない願いによって、やがてそこに生まれることを願うのが「彼岸会」の本来の意味です。

聖歌隊による、献灯・献華・献香、校長先生の焼香、敬礼文・三帰依
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校長先生による法語朗読
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彼岸会のご法話は、若林唯人先生からいただきました。
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金子みすゞさんの「さびしいとき」という詩を紹介していただき、
自分とは異なる経験をしている人・立場の違う人に対しては、相手の気持ちになって共感すること・慈悲を傾けることが難しい。自分の抱える気持ちは周囲の人にでもなかなか分かってもらえない。

しかし、阿弥陀仏という仏さまは苦しみ、悩みを共に悲しみ、いつも私たちに寄りそってくださるというお話でした。
他人の心を理解できないこともありますが、生徒たちにも他人に思いやりを持って行動できるようになってほしいです。



ご法話後は、9月の讃歌の「ひかりあふれて」を歌い、学年代表の生徒が焼香をしました。
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お彼岸は、普段はあまり考えない「お浄土」について思いをはせる機会でもあります。 近所のお寺や、お墓参りに行ってみるのもいいのではないでしょうか。

宗教部