12月20日(金)13時より、講堂にて中学音楽科進学コースによるピアノ公開レッスンが行われました。
講師には本学園大学教授である山本英二先生をお迎えして、様々なアドバイスをいただきました。

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今回の公開レッスンは年明けに実技試験を控えている、中学3年生を対象に行われました。
他学年のピアノ専攻生は、聴講生として参加しました。
中学3年生の実技試験は相愛高校音楽科の入学試験も兼ねているため、課題曲は本校一般高校入試と同じ曲を演奏します。

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課題曲はスケール全調、バッハ(シンフォニアまたは、平均律よりフーガ)そして、モーツァルトまたはベートーヴェンソナタ の第一楽章です。
今回は課題曲全てを先生にレッスンしていただき、アドバイスをいただきました。

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「スケールはカデンツのバランスを考えて弾くこと。
 バッハはテーマが聴き手に伝わる事はもちろんのこと、
 対旋律も常に流れるように演奏すること。
 モーツァルトは曲の作りがシンプルな分、とても難しい曲でもある。
 曲の中の表情をより浮き立たせるように演奏すること。
 ベートーヴェンは、曲の作りが複雑になるが、古典派としてのテンポ感を
 常に感じて演奏すること。」
など、様々なアドバイスをいただきました。

試験は2020年1月16日に行われます。
いただいたアドバイスを元に、冬休みにしっかりと自分自身の課題と向き合い、試験当日実力を出してほしいと思います。



音楽科