
本日14:20頃、英国のバンガー研修に行っていた堀さんが、無事伊丹空港に到着しました!
成田空港に帰国後、羽田空港に移動し、無事関西に戻ってきた堀さんは、多少疲れが出ていたものの、家族との再会にホッとした様子で、「楽しかった!」と感想を述べていました。
引率してくださったジュリアン先生にお礼を伝え、別れを惜しみながら家へ帰りました。
飛行機での長旅お疲れ様でした!時差や日本の暑さに慣れるまで、しばらく時間はかかりますが、体調を崩すことのないように、今日はしっかりと体を休めて下さい。
今回のバンガー研修では、語学のみならず、歴史や文化等の幅広い分野を学ぶことができました。英国で学んできたたくさんのことは、今後様々な場面で活かせることでしょう!
校外教育係
7月31日(金)、午後9時15分ごろ、平成27年度希望者海外研修参加者7名、教員1名の計8名が、関西国際空港よりホノルル空港に向けて、無事出発しました。
参加者は不安と期待を胸に、教頭先生や家族とあいさつをし、最終確認をして出国審査へ向かいました。
帰国は8月9日午後7時ごろです。
英語での生活や現地の文化を学び、一回り大きくなって帰ってきてくださいね!
校外教育係
いよいよ短期研修最終日がやってきました。本日は、午前中に、クロージングセレモニーで披露するドラマの衣装合わせと最終確認を行いました。
午後からはついに研修最後のイベント、クロージングセレモニーです!ホストファミリーの方々ほとんどが参加してくださり、またバンガー市の副市長と前市長もいらっしゃいました。皆少し緊張気味です。
クロージングセレモニーは、生徒の皆さんによるドラマの披露から始まりました。一人ひとり堂々と演技をしていて、Field Tripで訪れたPlas Nweyddというお屋敷にまつわるストーリーをしっかりと表現していました。
そして、生徒による代表スピーチ。心に残ったことや、異文化を通じて感じたことなど、思いを英文にし、みんなの前でスピーチをしました。緊張する中、堂々と終えることができてよかったです。心に響く素晴らしいスピーチでした。
その後は、日本の茶道やけん玉、おみくじや駄菓子などを紹介しながらホストの方々と交流会をしました。
日本独自のお菓子や遊びについて英語で説明したりして、楽しく交流している生徒たちの姿はとても頼もしかったです。様々なブースが広がり、ホストの方々もとても楽しまれているようでした。
また、現地の学生とともに空手の形を披露する学生もいました。大勢の人々が見る中の堂々とした形の披露は、とても素晴らしかったです。
約3時間のさよならパーティーとなりましたが、皆さんのホスピタリティ溢れるおもてなしのおかげで、惜しまれつつ無事に終了しました。本当に賑やかで素晴らしいクロージングセレモニーとなりました。
この短期研修を通じて、バンガー大学へ入学した先輩もいらっしゃいます。この研修をきっかけに、英語を学ぶ意味をつかみ、海外への視野を広げ挑戦してくれる学生が出てきてくれることを願っています。
今回の短期研修も佳境にさしかかってきました。
午前中にPenny先生による、Llandudno(ヒャンディドゥノ)に関する授業を受けました。ウェールズ語の地名は読むのも一苦労です。LとRの発音の違いも教えていただきながら、Llandudnoの歴史や特徴について勉強しました。
ランチは、Llandudnoでも人気の中華料理店Eastさんで頂きました。久しぶりの白いご飯で皆嬉しそうでした。
午後からはあの有名なルイス・キャロルの、不思議の国のアリスのモデルになったアリス一家が、頻繁に訪れていたという保養地、LLANDUDNOへ行ってきました。
アリスの父に招かれたルイスは、この風光明媚な海辺の町で、アリスたちと遊びながら、不思議の国のアリスの構成やキャラクターを膨らませたそうです。
町のあちこちに、アリスに登場するオブジェがありました。
プロムナードと呼ばれる海岸沿いには、ビクトリア調の豪華なホテルが立ち並びます!
Llandudno(ヒャンディドゥノ)は、1800年は小さな漁港の町だったのですが、1843年に豪富であるモスティン氏が町ごと買収し、ホテルをたて、その後電車が走り、人々が家を建て、現在の保養地に至ります。
統一された美しい眺めですが、それもそのはず、海岸沿いにはお土産屋さんや、ファーストフード、パブなどは作ることができず、看板やネオンサインなどの色も厳しく取り決めがあるのです。
退職後の年配のご夫婦が、ゆっくり数週間かけて、休暇を楽しむという、豪華な保養地。 Queens of resort 海浜保養地の女王、またJewel in the crown of north walesと呼ばれています。
側にあるピア(桟橋)からは、プロムナードが一望できます。
Walesのグッズが多く並ぶ研修先はここが最後でしたので、皆いつも以上にたくさんお土産を購入していました。
さて、明日はついに研修最終日です。クロージングセレモニーにて、お世話になったホストファミリーの方々への感謝の気持ちを十二分に表現できるよう、しっかり準備をしておきます!
校外教育係
美術科 美大進学講座が始まりました。昨年の夏期同様、更なるデッサン力の向上をめざし、1日6時間で15日間の集中特訓です。今年も新しい受講者を迎え充実した授業となるよう工夫を凝らします。この地獄の講習(笑)を初めて受講した人は、あまりの辛さに、何日続けられるのかと不安になるものですが、一週間も続けると不思議なもので慣れて普通に授業を受けている気持ちになります。辛抱強くがんばって下さい!
今回のデッサンは着彩描写を中心に行います。着彩は簡単に言うと絵具を使ったデッサンです。ただし絵具は透明水彩絵具を使用します。本校では昨年度より「相愛特別色」というものを使っています。これは厳選された高価な絵具で市販されていません。
制作はこれまでの鉛筆描写とほとんど同じで、色調の段階で鉛筆で着色するか、絵具で着色するかの違いです。
週末は皆、ホストファミリーの方々とショッピングや登山など、多種多様に楽しい時間を過ごし、貴重な思い出ができました。短期研修も本日を除いて残り2日となりました。肌寒い日が続いていますので、最後まで体調に気をつけてくださいね。
本日は午前中にスレートに関する授業、ドラマの練習を行いました。
授業の後、歩いてバンガー大学まで移動し、バンガー大学の見学をしました。そして、Council Chamberという大学でも学長たちによる重要な会議が行われる部屋にて、学長よりウェルカムトークをしていただきました。部屋には、歴代の学長の肖像画が飾られ重厚な雰囲気。皆さん、学長のお話に聞き入っていました。 バンガー大学は、創立当初は炭鉱の町であったバンガーの人たちが、子供たちの教育にと、1ペニーずつみんなから集め、小さな学校をつくり、現在の立派な大学に至ります。今でも、Penny大学と呼ばれています。たくさんの人たちの力のおかげで今の大学があると思うと、親しみがわきますね。
午後からは、ヒャンベリス(Llanberis)というところにあるスレート博物館を実際に訪れてきました。ウェールズ最高峰(1085m)のスノードン山のふもとのヒャンベリス(Llanberis)にある、以前は採石場だった場所で、現在は加工体験や、巨大な機械を見ることができたりします。
ウェールズで最も重要な産業の一つであるスレート。スレートとは粘板岩といって、地球の圧力によって泥が熱され、圧縮されて出来た石材で、主に家の屋根に使われています。分かりやすくいうと、泥が長年かけて圧縮されて石になり、それを割ったり切ったりして人々の生活に役立てています。注意して町を歩いていると、たくさん目につきます。 屋根瓦だけでなく、昔は黒板として学校で使われ、コースターなどにもなっています。バンガー大学も、スレート作業で働く労働者たちが、少しずつお金を貯めて学校を作り、今の大学に至ります。ウェールズの人の生活を支えてくれた大事な産業なのです。グループに分かれて課題を解きながらの見学となりました。
ミュージアムの見学の後は、目の前の湖畔の対岸へ立ち寄り、全員で記念撮影を行いました。天気も良い中、壮大な景色を目の前にリフレッシュできました。
さて、明日は最後のフィールドトリップ先である、Llandudnoへ向かいます。有名な静養地ですので、見学しながら美しい景色や観光地を存分に楽しみましょう!
校外教育係
ご協力いただいているのは東淀川区の徳蔵寺保育園さん。
本校と同じ浄土真宗本願寺派の保育園です。
午前中は乳児組、午後からは幼児組と、一日で異なった年代の保育を体験します。
いよいよ保育がはじまりました。日頃は高校生ですが、今日は「先生」です。
慣れない体験に最初はかなり緊張しています。
今日の設定保育はプール遊び。年齢の低い園児のミニプールの様子です。
「どうやって園児と遊ぼうかな」、と悩みながら少しずつ距離を近づけていきます。
少し大きい園児は屋上でのプール遊び。少しずつスムーズに先生らしく行動できるようになりました。
幼児教育専攻生の一日保育体験は7月31日まで続きます。
この体験で生徒たちの保育に対する意識と意欲はますます高まっているようです。
広報部
楽しみにしていてチェスタートリップ!ウェールズを脱出しイングランドへ。あいにくの雨でしたが、生徒は元気いっぱいでした。
チェスターは約2000年前にローマ人によって築かれた街です。 バンガーが1500年の歴史があるので、バンガーより500年深い歴史。 城壁に黒い柱のチューダー様式の建物が、異国に来たなあという実感をわかせてくれます。 1階より2階のほうが大きく造られていて、横から見ると不思議な感じです。
町は城壁に囲まれていて、歩くとディー川や競馬場、といろいろなものを見ることができ、約30分のちょうどいいウォーキングコースです。
チェスター大聖堂は1000年の歴史。 バンガーの大聖堂も素晴らしいですが、チェスターは規模が大きく、圧倒されてしまいます。
イギリスでたった一つ、ここチェスターに残っている、二階部分も歩けるようになっているギャラリーショップはThe ROWと呼ばれ、メイン通りやモール内にアクセスでき、みんなに親しまれています。 生徒はお土産ショッピングを楽しんでいる様子でした。
校外教育係
本日は涼しい風の通る、暖かく気持ちの良い日になりました。
午前中はまず、明日訪れる予定のチェスターについて学びました。歴史、様子、有名な建築物など、チェスターは英国でも非常に有名な観光地です。大聖堂の見学やショッピングなど、今日学んだことを思い出しながら、明日のフリータイムを是非有効に使って頂きたいです。
午後からは2グループに分かれて、フィールドトリップを行いました。
商業高校の生徒たちのグループは、ビジネスの授業です。イギリスのスーパーマーケットのリサーチを行いました。イギリスは日本以上にスーパーマーケットのランクが幅広く、二つのお店を訪れ比べてみました。
チキン、パン、オレンジジュースなど、何種類あるのか、また一番安い値段、一番高い値段などリサーチ。またマネージャーやセキュリティーの方への質問や、お客様へのアンケートも実施しました。質問の一部は学生たち自身で考えたものです。日本から来て勉強している皆さんの姿に、とても熱心に対応してくださり、感謝です。
一般の生活の中での人々の英語を聞き取るのはとても難しかったですが、皆さん頑張ってトライしていました!
相愛高校を含むもう一つのグループの生徒たちは、世界遺産の町Conwyにある、Plas Mawrを訪れました。Conwyはエドワード1世によって作られたお城もあり、町全体が世界遺産に登録されていて、古い建物がたくさん残っています。Plas Mawrはなんと500年前のお屋敷なのです。ぴんとこないほどの昔ですが、日本では戦国時代ですね。
当時貿易などで成功し、権力者の娘と結婚。絵に描いたような地位と名誉を手にいれたRobert Wynnさんが、10年かけて作り上げたお屋敷です。
出来る限り当時のままで保存されており、今はCadwという団体によって、管理されています。
当時の生活で使っていたものも、お屋敷のあちこちに残されていて、『これは当時、何に使っていたのでしょうか?』と、盛り上がりました。電気などなかった時代なので、本当に興味深い器具が日常使われていました。
イギリスでいちばん小さな家も見ることができました。中には家の中に入って見学している生徒さんもいました。
その正面にはハーバーが目前に広がっています。素敵な海辺や可愛らしい建築物、歴史を感じさせる町並みを一度に堪能できるConwyは本当に素晴らしい場所です。
校外教育係
(主催 関西学院大学 読売新聞大阪本社 ジャパン・ニューズ)
(主催 読売新聞社 共催 京都女子大学栄養クリニック)
上記、二つの案内が読売新聞大阪本社より届きました。
キャリア教育推進部
午前中の授業は演劇(ドラマ)の練習でした。
担当の先生はジョイ先生とアントニア先生。ドラマを学びながら、英語、ウェールズの歴史、階級制度、午後から訪れる予定のPlas Nweyddという由緒あるお屋敷についてなど、たくさんのことを学びました。
最終日のClosing Ceremonyで披露するドラマの練習のため、まずは身体を動かすウォーミングアップ。そして、Plas Nweyddの歴史について学び、セリフのスクリプトを使って劇の流れも確認しました。
午後からは、バンガーから車で15分くらい離れたアングルシーという場所にあるPlas Nweyddに伺いました。
Plas Nweyddは16世紀前半に建てられ、1815年からアングルシー侯爵(Pagetファミリー)の住居となりました。スノードニアの壮大な眺望をほこるメナイ海峡沿岸にあり、広大な庭園には、樹木や数多くの花が植えられており、森の小道、また海岸の散歩も楽しむことができます。2013年にアングルシー侯爵7代目が亡くなり、現在8代目となっています。8代にわたる年月には、様々なドラマがあり、激動の歴史を見学中に感じることができます。
Plas Nweyddは1976年にナショナルトラストに寄付され管理されていますが、お屋敷の一部は、アングルシー侯爵(Pagetファミリー)の所有物として、現在も使われています。
屋内の重厚な造り、巨大で豪華絢爛な装飾や壁画、絵画は圧巻で、皆もそれらに釘付け。貴重な体験が出来ました。大自然が広がる外の景色も、非常に素敵でした。天気が良い日に伺えて本当に幸運です。
校外教育係
今日からはバスで登校です。慣れないバスでの通学でしたが、帰る際には自分が乗るバス停をきちんと把握し、しっかり帰路につきました。天気も昨日今日と雨が降ることなく、フィールドトリップを行っています。
午前中はPenny先生とDerek先生から、バンガーとウェールズ語についての授業を受けました。
1時間目は、バンガーの歴史やバンガー大聖堂について学びました。AD525に聖Deiniolによって建てられたバンガー大聖堂は、イギリス最古といわれています。最初の教会は小さな小屋でしたが、周りに人々が暮らすために家が建てられ、敵から守るためにフェンスで囲います。このフェンスが、地元ではバンガーと呼ばれるようになった由来です。なぜこの地にバンガーが作られたのか、その成り立ちも教わりました。
2時間目は、ホストファミリーとしてもお世話になっているDerek Robert先生によるウェールズ語の授業です。ウェールズというと、英語とは似ても似つかない、ウェールズ語の存在をご存じの方もいることでしょう。 ウェールズ人は、英語とウェールズ語の2ヶ国語を話すことができ、その言葉を大切に受け継いで守り続けています。
普段使う挨拶の勉強もおこないました!
・Good morning. ---- Bore Dda・・ボレダ
・Thank you. ---- Diolch・・ディオッホ
・Good night. ---- Nos Dda・・・ノスダ
英語とは似ても似つかないです。 Derek先生の情熱的な授業で、『ウェールズ語は歌うように大きな声で話すのがポイント』とのことで、とても楽しい授業になりました。
世界で一番長い地名の付く駅の名前についても教えていただきました。バンガーの向かい、アングルシー島には、世界で一番長い名前の駅があるそうです!
午後は、バンガー大聖堂とバンガーミュージアムを見学しました。グループに分かれてクイズを解きながら、バンガーの歴史、建造物などたくさんのことを学びました。
バンガー大聖堂ではちょっとした面白いクイズも。実はバンガー大聖堂には、木彫りの小さなネズミの像が5つ隠れています!これは、大聖堂の建築者が建設時、ちょっとしたユーモアで作ったと言われています。見学の最後にはこの5つのネズミの木彫り探しに夢中になっていました。中には、5つすべて見つけたグループも!結構小さな木彫りなのですが、すごいですね!
明日は、最終日のClosing Ceremonyで披露するドラマ(劇)の練習をした後、Plas Nweyddというとても美しいお屋敷を見学に行きます。
校外教育係
週末をホストファミリーと過ごし、本日から登校です。ホストファミリーの送迎もあり、時間通りに集合できました。到着時、時差ぼけとともに疲れがたまっていたようですが、週があけ、皆さん元気そうです。
午前中は雨が降り、午後のフィールドトリップの天候が心配されていましたが、昼過ぎになると晴れ間がのぞくようになりました。気温もさほど低くなく、過ごしやすい一日でした。
午前中のオリエンテーションでは、バスの乗り方、ホームステイでの過ごし方、必要な英会話など、バンガー滞在中に必要な情報について学びました。さらに午後に見学するCaernarfon城に関する授業がありました。Caernarfon城は1283年に建てられた中世の城塞です。エドワード1世はウェールズを屈服させるために各地に10のお城を建設し、城壁の内側に町をつくりました。世界遺産にも登録されており、エドワード1世が建てたお城の中でも、最も壮大で美しいといわれています。また、ジブリの「天空の城ラピュタ」のモデルになったお城で、ラピュタの風景が浮かんできます。また戴冠式の行われる重要なお城でもあります。 授業では、先生がドラマやクイズを織り込み、学生の皆さんは頭と身体を存分に使ってCaernarfon城について学んでいました。授業中は、事前に日本に学習してきたのか、積極的な発言が飛び交い、教えている先生方にとっても、大変喜ばしいことだったようです。
授業後はバンガー市ツアーに出発。Take away(お持ち帰り)出来るお店やバスステーションの位置などをグループに分かれて見てまわりました。 各自でランチをとった後、貸し切りバスで20分のCaernarfon城へ!バンガーから約1時間以内の場所に世界遺産のお城が4つもあるのです。歴史に触れられる恵まれた環境にあります。 皆さん、大迫力のCaernarfon城を思い思いに楽しみ、ギフトショップでも日本の方々へのお土産も購入していました。
明日は、午前中は授業で、午後からはバンガー大聖堂、バンガー博物館と、バンガーを満喫します。楽しみですね!
校外教育係
はじめに校長先生から式辞。
終業式式辞
2015年7月18日
学校長 安井 大悟
いよいよ1学期終業の日を迎えました。
1学期始業式(4月9日)には、「仏教聖典」の紹介と、お釈迦様の言葉「親しむべき友」について、本校PV「希望のバトン」の歌詞を引用しながらお話しました。覚えていますか?そうですね、親友とは親しい友のこと、親しむべき友人のことでした。この相愛に入学して、また新しい学年に進級して、親友との出会いを持つことができましたか?
その後、私は、新年度にあたり、HPの校長からのメッセージに「校門一礼」を仏様への挨拶ですよ...、と書きました。自ら働きかける所作が習慣になり、人間同士の社会生活においても進んで挨拶ができる人になってほしいと思っているからです。
ところで、各学年、週一度、講堂礼拝に時間をいただいて、今年は坂村真民さんの詩を紹介しているのですが、私の計画では11編を1学期中にご紹介できるはずでした。が、行事や私が出張などで抜け、結局中学1年生にだけ予定通り進めることができました。ですからその11編目をこの終業式で取り上げ、全校生へのメッセージにします。中1の皆さんは講堂礼拝で聞いてくださってますが、もう一度おさらいのつもりで聞いてくださいね。
こちらから
こちらからあたまをさげる
こちらからあいさつをする
こちらから手を合わせる
こちらから詫びる
こちらから声をかける
すべてこちらからすれば
争いもなく
なごやかにゆく
こちらからおーいと呼べば
あちらからもおーいとこたえ
あかん坊が泣けば
お母さんがとんでくる
すべての自然も人間も
そうできているのだ
仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなにか喜ばれることだろう
坂村真民詩集 「念ずれば花ひらく」より
さて、誰しもが「こちらから」「こちらから」となると、どんな事が起きるでしょうね。目が合った途端ほぼ同時にお互いが頭を下げ、挨拶を交わし、また手を合わせ詫びるということが起きてきます。こんな状態を想像してください。争い事は絶対に起きないでしょうし、いまわしい「いじめ」も存在しませんね。その意味でこの「こちらから」つまり私の方から先に、がとても大事だということを理解してくれましたか?
もう一つ、「仏さまへもこちらから近づいてゆこう」とありますが、仏様はいつも近くにいらっしゃるのに遠ざけているのは実は私なのかもしれない...と言う表現がここに含まれているのですよ。さいわい相愛生は登下校に校門一礼をし、朝夕に合掌して称名念仏(南無阿弥陀仏を声に出して称えること)、礼拝をしていますね。そうですよ、この行為が仏さまに近づいていく行動ですね。しかも「こちらから」することが。
さぁ、明日から始まる夏休みも、いつも仏さまに近づいていく行為と「こちらから」の実践を忘れずに生活してください。このお願いと、「いのち」を大切にすることに心掛け、元気な顔で2学期始業式に再会しましょう。これをもって式辞といたします。
次に1学期に英語検定やクラブで優秀な成績をおさめた生徒の表彰と、全国大会に出場するクラブの壮行会。
今年の夏は、放送部、器械体操部、新体操部が全国大会に出場します。
各クラブからの意気込みと、生徒会長から激励の言葉。
全国での活躍を期待しています!
最後に生指部長の竹内先生より夏休みの過ごし方についてのお話。
長期休暇中も朝食をきちんと取り、規則正しい生活を過ごしましょう。
今日の午後から三者面談、来週から補習や進学ゼミが始まります。
2学期の始業式に、元気な姿で会えることを楽しみにしています。
広報部
本日8:00頃伊丹空港より、高1特進コースの堀さんが約2週間の留学プログラムに参加するため、成田空港経由でイギリスに出発しました。成田空港到着後、同じプログラムに参加する他の高校の生徒達と合流し、一緒にイギリスへ向かいます。プログラムは7月20日(月)~7月29日(水)で、帰国は7月31日(木)の予定です。
6:30頃、両親と引率のジュリアン先生とみんなで、スケジュールや搭乗券等の最終確認です。
7:00頃、引率のジュリアン先生と打ち解けた様子で、いよいよ荷物のチェックインです。
7:30頃、緊張とワクワクが入り混じっている様子が見られた堀さんですが、両親に見送られ、元気に出発しました!
このプログラムは、本年度本校と教育提携を結んだ英国国立バンガー大学の、トリニティファウンデーションプログラムというもので、相互交流や英語力を総合的に高めるだけでなく、フィールド・トリップを通して英国の歴史や文化もたくさん学びます。
一学期中に、見事英検準2級に合格した堀さん。今回の海外研修を通して英語力以外にも、様々な分野でさらに自信が付くことと思います。堀さんの成長を楽しみに、みんなで応援したいと思います!
校外教育係
説明文「オオカミを見る目」で2回目の発表を実施しました。
1回目と比べて、自分達でチームごとのテーマを明確にしたり、「赤ずきん」のパロディをしたり、小道具を作ったり創意工夫があり機知に富んだ内容でした。特に自分で疑問を感じていたことを本を探して調べたら?と言ったことを自分の発表に活かしていた人や黒板の内容をパソコンでまとめたりしていた人は考察を深めるという点が出来ていました。授業での説明を聞き、復習もみっちりして理解した上で、実際に「自分のもの」にしているか学習の確認として発表を実践しています。特に説明文は難しいと感じる人も多いので、最後の仕上げにチームを作り、自分達自身で話し合い積極的に読み込んでいくことで自分の成長に繋げます。
(1組) 仮説を立てた積極的なチーム。 オオカミが神として祭られた神社の例 二十二箇所の紹介をした緻密派のチーム。
なぜオオカミは人間を襲わなかったのか。自問をチーム全体のテーマにして推察した 知性派チーム。
「赤ずきん」の読み聞かせを入れた癒し系のチーム。
(2組) 劇、手話、板書と個性を尊重したチーム。
厚紙を用いて切り絵を作り、紙芝居風の演出をしたチーム。
「赤ずきん」のパロディが主になった演劇派チーム。
声も大きく板書を有効的に使えたチーム。
2学期以降も実践するので、どんどん個性を伸ばし、チームとしての発表を充実したものにしていきましょう!
中1国語担当
7月14日午後(答案返却終了後)、秋から始まる平和学習の導入としてピースおおさかへ行ってきました。 ワークシートの穴埋めをしながら、展示をすみずみまで真剣に見ていました。
古びた机にはタッチパネルの液晶がセットされており、当時の生活や作文、疎開の様子などを好きな項目から見ることができます。
実際に生活していた部屋には当時の食事や服装なども展示されていました。
平和のメッセージを書いたり、追悼の鐘を鳴らしたり、千羽鶴も折りました。
見学の最後に学童疎開についての映画を鑑賞しました。
それぞれ何か感じるもの、考えることがあったかと思います。
防空壕体験や空襲の映像、原爆の模型などを見て、驚き、言葉を失っていたその気持ちを忘れないうちにしっかり書き留めておきましょう。
今ある平和、これからの平和について考える良いきっかけになったのではないでしょうか。
中2年 学年団
本年度初めての企画。7月11日(土)に、「美術大学実技研修」に行きました。大学に依頼した本校オリジナルの授業プログラムにより、美的体験を豊かにし、感性を高めることを目的に実施しました。場所は滋賀県にある「成安造形大学」で、貸切バスで現地に向かいました。
《大学案内》
大学に着くとまず教室で美術大学とはどんなところなのか、楽しく紹介して下さいます。その後、外に出ると、広いキャンパスに低層階のアトリエがたくさん並んでいて、面白い感じの風景。油彩画のアトリエやファッションデザイン、染織、ヴィジュアルデザインなどを見学して廻りました。
《イラスト実習》
あらかじめ、出発前からイラストとデザインの授業を選択しておき、当日は2グループに分かれて作品作りをします。 イラストは各自、宿題になっていた線画のイラストを元にパソコンで色づけしていく勉強です。
《デザイン実習》
デザインと言っても様々なジャンルがありますが、今回はパッケージデザインの実習。成安造形大学の「カフェテリア結」のお持ち帰りのケーキのパッケージをデザインします。 各自のイメージで模様などのデザインを考え、それをコンピュータに取り込み、完成させていきます。
参加した高校生と中学生はとても興味を持って制作し、キャンパスの広い芝生や琵琶湖の見える丘の彫刻を眺めたり、またバス中でも楽しそうにしていました。また、来年は違った分野の勉強をしたいと思っています。
美術科
今日、全学年の期末考査がすべて終わりました。
がんばって勉強した成果を発揮できたでしょうか?
あまりできなかった人は復習をしっかりしておきましょう。
試験終了後に高校生を対象にした性教育講演会が実施されました。
講師は昨年に引き続き、聖バルナバ病院助産師の辻本八千代先生です。
講演では、性感染症や妊娠、男女の性に対する考えの違いなどをわかりやすく話していただきました。
辻本先生が講演を通じて生徒の皆さんに送ったメッセージは『命』でした。自分の命を大切にすることは、自分を大切にし、周りの人たちを幸せにすることでもあると話されました。 人工中絶などの少し刺激の強い話もありましたが、高校生はしっかりと聞いていました。
インターネット等で性に関する情報氾濫していますが、この講演から正しい知識を身につけて、自分で判断できる力を身につけて、責任の持てる素敵な女性になりましょう。
明日は家庭学習日です。来週の月曜日と火曜日が試験返却日になります。
明日は試験の疲れをしっかりと取って、来週遅刻しないように気をつけましょう。
広報部
去年までは、勉強のスペースである自習室は教員室前の1ヶ所でしたが、今年度から、図書館がB棟2階に移動した関係で、その隣に進路室横に自習室ができました。
こちらには、各大学の赤本や大学案内が多数おいてあり、静かに勉強したい人にうってつけの環境になっています。
教員室前の自習室は今まで通りです。先生に質問がある人はすぐに質問できます。
どちらも、夜の7時まで残って勉強することができます。
今日から、全学年の期末試験が始まりました。家で勉強できない人は自習室を効率よく使って勉強してください。
広報部
今日は中学生徒会主催「七夕」です。
七夕伝説は、奈良時代に始まり、公家文化の中で「乞巧奠(きっこうてん)」として保持されてきました。
七夕伝説は、さまざまに影響を与えています。
星をイメージするために販売している「こんぺいとう」は、ポルトガル語"confeito "が語源であるとされます。また、皇室の引き物にも利用されているとか...。
行事「七夕」で、かなりのことが学べます。...しかし、まずは楽しむことから...と生徒会の皆さんは、考えたようです。
朝の校門にて
終礼後に、金平糖やお菓子を販売!
日本文化も渡来の伝説もグローバル教育の端緒もここにあるのだというイベントを楽しむ生徒達を頼もしく思っています。
生徒会指導係
一学期に行っていた「浴衣の着付け」の集大成として、7分で着付けを完了する、という課題のテストが実施されました。 もちろん、帯も自分で結ぶのですが、全員きれいに着ることができましたので、記念撮影をしました。
折しも明日7月4日は生徒会による七夕行事のため、校門前の階段には願いの記された短冊が笹につけられ、きれいに彩られています。
さて、うまく釣り合っているかな?
広報部
7月になり、楽しい夏休みまで3週間を切りましたが、その前に期末考査という大きな壁が待っています。
生徒は、自習室や教室に残って勉強したりわからないところを先生に質問にいったりしています。
試験の開始日は、
高校3年専攻選択・高校2年特進・高校1年特進・専攻選択は7月6日月曜日
中学生・高校3年音楽科以外の高校生は7月7日火曜
高校3年音楽科は7月8日水曜から始まります。
夏休みに補習で呼び出されないようにがんばりましょう。
広報部
6月27日、学校見学会・クラブ体験会を開催しました。
雨が降りそうな空模様の中、多くの人に来ていただきました。 まずは、相愛という学校を知ってもらうために、学校説明会を行ないました。
その後、在校生が理科室や、図書室、普段使っている教室などを丁寧に紹介して学校見学会を終えました。
そのあとは、クラブ体験です。
心配していた雨も降らず、無事にすべてのクラブ体験が行われました。
参加されたみなさん、相愛の事をいろいろわかっていただけたでしょうか。
次回、8月29日に第2回オープンスクールを開催します。いろいろな体験授業の他に、学校見学も行います。多くの方の参加をお待ちしております。
ありがとうございました。
広報部