12月17日(木)15:00~講堂にて、中学音楽科進学コースのピアノ公開レッスンが行われました。講師には本学園大学教授である山本英二先生をお迎えして、様々なアドバイスをいただきました。
今回の公開レッスンは年明けに実技試験を控えている、中学3年生を対象に行われました。
他学年のピアノ専攻生は、聴講生として参加しました。
中学3年生の実技試験は相愛高校音楽科の入学試験も兼ねているため、課題曲は本校一般高校入試と同じ曲を演奏します。
課題曲はスケール全調、バッハ(シンフォニアまたは、平均律よりフーガ)そして、モーツァルトまたはベートーヴェンソナタ の第一楽章です。
今回は課題曲全てを先生にレッスンしていただき、アドバイスをいただきました。
「スケールはカデンツのバランスをよく聴いて弾くこと。
バッハはテーマをはっきりさせて、そのテーマを歌うように弾いて演奏すること。
モーツァルトは明るい曲が多いが、その中でもどんな明るさなのか、季節はいつか、
どんな状況なのかなど、何をイメージして弾くかという事が大切である。
そのイメージを音にして表現をしていくということ。」
など、様々なアドバイスをいただきました。
試験は2021年1月21日に行われます。
公開レッスンで教えて頂いたことをもとに、特に試験を控えている中学3年生は冬休み中に自分の課題とよく向き合って頑張ってほしいと思います。また、このレッスンを聴講していた他学年の生徒は、山本先生のアドバイスを自分の演奏にも活かしてほしいと思います。
音楽科