「沙羅の木だより」その42



令和元年12月24日



 2019年もあと1週間となりました。歳を重ねるにつれ、時が経つのがほんとうに早く感じられ、気がつけば今年も年の瀬を迎えていました。そろそろ年賀状を書かなくては、とプレッシャーを感じる今日この頃です。



 さて、本校では20日(木)に第2学期の終業式を行いました。校長講話では、「いただいたご縁を大切に、人の痛みのわかる、人の気持ちを思いやれる優しい心の持ち主になろう」、「冬休み中もコツコツと努力を続け、相愛生として自覚と責任を持って行動し、体調に留意して健康的な生活を送ろう」、そして高3生へ「残された日々を有意義に過ごし、全員笑顔で卒業式を迎えよう」と呼びかけたところです。生徒の皆さんも、いつものように私の話にしっかりと耳を傾けてくれました。



 その後、賞状の伝達では、11名と1クラブの皆さんが壇上にあがりました。一端をご紹介しますと、「第40回大阪府高等学校芸術文化祭放送文化部門 アナウンス部門 優秀賞」、「第47回バトントワーリング全国大会 オープンバトン編成部門 第3位」、「第5回堺管打楽器コンクール 打楽器部門高校の部 第1位」、「第25回日本管楽合奏コンテスト 高等学校S部門 優秀賞」等々、自分を信じてみんなと力を合わせて、練習に打ち込んできた成果が見事に発揮されました。生徒・教職員全員が拍手で、温かくお祝いしました。



 22日(日)午前に開催した「学校見学会」には、たくさんの小学生・中学生、そして保護者の皆さまにご来校いただきました。今回はコースごとの詳しい説明に加え、各コースで使用する機会の多い施設を中心に見学していただきました。案内役を務めた在校生スタッフの説明や対応はいかがでしたでしょうか。相愛中学校、相愛高等学校のすべてが、皆さまをおもてなしした、あのスタッフ生徒の笑顔とひたむきな姿に集約されると思います。新年1月11日(土)には中学入試直前対策講座が、また1月25日(土)には高校入試直前対策講座が実施されます。本校受験をお考えの皆さんは、ぜひご参加ください。お待ちしています。



 また、同日午後には、相愛大学体育館で「新体操部 演技発表交流会」が開催されました。この交流会は、13の新体操・スポーツクラブの皆さんにもご参加いただき、それぞれ演技発表が行われたのですが、小1から高3まで、音楽の調べに合わせて、優雅にしなやかに、かわいくお茶目に演技していました。近い将来、ぜひ本校に入学して、大好きな新体操を続けてくださいね。それにしても、皆さんなぜあんなに体が柔らかいのでしょうか?

20191224_saranoki.JPG

冬休みも4日目を迎えました。現在、補習が行われており、多くの生徒の皆さんが課題の克服や実力アップに連日取り組んでいます。寒さますます厳しき折ですが、それぞれの目標達成に向けて頑張ってください。