「沙羅の木だより」その46


令和2年1月28日


 今朝、高1の皆さんが「ウインタースクール(冬期集団生活・1月31日まで)」に出発しました。朝7時30分学校に集合して、点呼を受けた後、皆さん元気に貸切りバスに乗り込んでいきました。目的地の長野県下高井郡山ノ内町「よませ温泉スキー場」まで、約8時間の長旅ですが、おそらく、今ごろ車内は、カラオケ大会で盛りあがっているところではないでしょうか。

20200128_saranoki.jpg


 今年は暖冬で、各地のスキー場では雪不足が心配されていますが、先ほどホームページで確認すると、よませ温泉スキー場のゲレンデ情報は9時現在、「天気・くもり、積雪・30cm、気温・0℃」となっており、やはり例年のこの時期に比べると、雪の量はかなり少なく暖かいようです。しかし、全コース営業となっていますので、明日からのスキー講習会には問題ないでしょう。


 私も40年近くの教員生活の中で、スキーの修学旅行・研修旅行の引率を数多く経験してきましたが、その成否のすべてが「二日目朝の天気」にかかっているといっても過言ではありません。晴れなら「優」、くもりは「良」、雪でも「可」なのですが、荒れて吹雪くと「不可」で、「さむい!」「冷たい!」「痛い!」の連鎖反応が生徒間に起こります。大阪の子どもたちは、雪国の厳しい寒さに慣れていないため仕方がありません。ちなみに、明日の長野県北部の天気予報は「くもり」となっていますが、雪もほどほどに降って、雪国気分を味わわせてあげたいものです。
高1の皆さん、思い出に残る、楽しいウインタースクールを体験してきてくださいね。皆さん、元気に帰阪するよう念じています。


 さて、一方、高3の皆さんは、この月曜日から学年末考査、いわゆる「卒業試験」が始まりました。3年間、相愛中学校から上がってきた人は6年間の集大成のテストです。「終わりよければすべてよし」、皆さんそれぞれ、いろんな思いを込めて全力投球してほしいと思います。卒業後の進路先がすでに決まっている人も、高校卒業が必要絶対条件となりますので、決して気を抜くことなくしっかり頑張ってください。テストが終われば、2月29日の卒業式まで、登校するのは残り数日、慣れ親しんだ制服に袖をとおすのもあと数回です。


 最後に、先週土曜日(25日)に開催いたしました「高1乙女コンサート」には、大勢の皆さまに足をお運びいただき、誠にありがとうございました。1年生ということで、初々しさあふれるコンサートとなりましたが、終了後の生徒の表情は、みんなやり切ったという達成感や成就感に満ちあふれていました。この経験をもとに、高2そして高3へとさらに発展・充実させていってくれるものと期待しています。


 2月7日(金)には、「乙女コンサート中学生の部」が開催されますので、ぜひご来校のうえ、ご鑑賞くださいますよう、よろしくお願いいたします。