2月22日(火)、高校3年生が西本願寺で帰敬式を受式しました。コロナ禍のため、卒業参拝はなく、密を避けるため二部に分かれての受式となりました。

 まず、安穏殿で式の流れの説明を聞き、式章(正式な仏事で身に着ける、肩からかける輪になっている布)とお念珠を拝受しました。

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 そのあと御影堂に移動して、帰敬式を受式しました。帰敬式(ききょうしき)は、「おかみそり」とも言い、阿弥陀如来・親鸞聖人の御前で浄土真宗の門徒としての自覚をあらたにし、お念仏申す日々を送ることを誓う、私たちにとって最も大切な儀式です。相愛生に交じって宗門の大学生も受式していました。帰敬式を受け、仏弟子となった方にはご門主さまより法名が授与されます。法名は浄土三部経や親鸞聖人のお言葉の中から選ばれています。

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 式のあと書院と修復が終わったばかりの唐門(国宝)、そして飛雲閣(国宝)を見学させていただきました。式の行われた御影堂も国宝です。書院にも多くの国宝や重要文化財が収められていますし、移動の途中で見た能舞台も国宝です。見るもの全てが素晴らしく、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているのも頷けます。

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 クラスごとの記念写真のあと、安穏殿に戻り、自分が頂いた法名を確認し、法名の解説文と「浄土真宗必携 み教えと歩む」という本を頂きました。日々の暮らしの中でみ教えに親しむための事柄がまとめられています。生徒の皆さんが、卒業後もみ教えに沿って生きてゆかれることを願ってやみません。

高3学年団