「沙羅の木だより」その32


令和元年10月21日

ラグビーW杯日本大会の準々決勝、日本対南アフリカ戦が20日、東京スタジアムで行われ、3-26で日本は敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。ノートライに終わり、世界を沸かせた快進撃も終わりを告げましたが、日本代表はこの1か月間、私たちに大きな夢を見させてくれました。ラグビーへの興味・関心が大いに高まったことで、今後、競技人口の裾野拡大につながることと思います。スポーツ好きな私は、5試合全部テレビで観戦し、日本代表からたくさんの勇気と感動をもらいました。選手の皆さん、ほんとうにお疲れさまでした。


 さて、先週19日(土)、『第4回オープンスクール』を開催しましたところ、小学生・中学生、お父さま・お母さま、そして、おじいさま・おばあさまに弟さん・妹さんまで、ほんとうにたくさんの皆さまにご来校いただきました。この場を借りまして、厚くお礼申しあげます。何かと不行き届きな点もあったことかと思いますが、相愛中高での午後のひとときを楽しんでいただけましたでしょうか。


今年度4回目となるオープンスクールでは、『学習と楽習 あなたはどっち?』と称して、4つの学習(CA体験・科学者体験・マナー講座・ソルフェージュミニ講座)と5つの楽習(お念珠づくり・茶道・華道・お菓子づくり・制服マスコットづくり)に分かれて、いろんな体験をしていただきました。いずれの体験・講座にも在校生がスタッフとして加わり、お客さまをサポートさせていただきましたが、ご参加いただいた皆さんは、楽しんでいただけましたでしょうか。相愛中高の雰囲気を少しでも感じていただけたら幸いです。今年度、オープンスクールとしては最後の開催でしたが、今後、『高校入試対策講座』や『中学入試プレテスト』、また『音楽科ワンポイントレッスン』、『学校見学会』なども順次開催してまいりますので、詳しくはホームページをご参照ください。


中間考査が終了し、週明けの今日から答案返却が始まっています。生徒の皆さんは、点数だけに一喜一憂するのではなく、努力の成果が見られた部分は引き続きがんばり、努力が足らなかった部分は大いに反省して次に活かしてほしいと思います。テストが終わったことで、体育の時間や休み時間は女子校ならではの、あの黄色い声がまた戻ってきました。よく「箸が転んでもおかしい年頃」といいますが、相愛の生徒の皆さんは、ちょっとしたことでも何がそんなにおかしいのと思うくらい、ほんとうによく笑います。笑みが絶えない学校のはずなのに、毎朝、学年朝礼での校長先生の昭和ギャグには、ほぼ無反応なのはナゼ!?

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