7月15日(土)、滋賀県の成安造形大学に、美大実技研修へ行きました。
朝8時に学校に集合し、貸し切りバスで出発時刻より早く出発しました。
例年では3時間弱で大学に到着するのですが、事故や故障車もないのに終始ゆるやかな渋滞が続き、到着までに4時間以上を要しました。
結局大学に着いたのは12時過ぎで、午前の授業を省いた短縮スケジュールに変更して研修を行いました。
まずは用意して頂いた昼食をいただき、その後簡単な説明を受け、絵画の実習棟で作品を鑑賞しました。
今回の実技研修はプロダクトデザインの分野で、掛け時計の立体文字盤を制作します。
まずは文字盤デザインのラフ案を考えるところから始めます。
次にラフ案のデザインをPhotoshopでトレースし、版下のようなものを作成します。
続いての作業は別の制作室に移動して、版下のデザインをカッティングマシーンで精緻にアクリル板を切り抜いていきます。
これは手作業ではなく、コンピューターが行います。
後は文字盤の成形です。
再び最初の棟に戻り、バキューム成形機で立体文字盤を完成させます。
そして文字盤に機械を取り付けて完成です。
ほぼ予定時間内に制作を終え、帰りは渋滞もなく学校に帰ってきました。
最後に高校3年の杉田恵さんと、高校2年の櫻井ななさんの作品を紹介させていただきます。
来年は大阪芸大の予定です。
美術科 笹 本 仁